文芸ブルータス 7

 「文芸ブルータス」に掲載された作品について、初出掲載誌の編集長がコメントを
寄せています。
 たとえば、「群像」の編集長は、「ブルータスさんから『舞城作品を』とリクエス
いただき」と書いています。舞城さんが「群像」にどのくらい作品を発表しているのか
承知しておりませんが、「ブルータス」編集長は、それをチェックしていてリクエス
となるのですね。
 舞城さんという作家は気になっていて、一度読んでみたいものと思っておりました
が、これまでなかなか機会がなしでありました。「ブルータス」に掲載の作品は、舞城
さんの作品としては、ちょっと異質のようであり、群像編集長も「掲載直後から絶賛と
戸惑いの声が多数寄せられました。」とあります。
 はしり読みで、この「私はあなたの瞳の林檎」のページをめくりましたが、当方は
これまで舞城作品世界になじんでいるわけではないので、とまどうこともなしでした。
これを読んで、他の作品を手にすることもなさそうであります。
 この作品の冒頭にあるイディオムというのは、これのことではないか。
 この歌を良く聴いてから、この作品を読んだら印象はかわるでしょうか。

You are the sunshine of my life
That's why I'll always be around
You are the apple of my eye
Forever you'll stay in my heart

http://www.web-songs.com/lyrics.php?aid=121&sid=11415&a=Stevie_Wonder&t=You_Are_the_Sunshine_of_My_Life