この週末は、ちょっと早くに夏休みをとった人にお付き合いであります。
大阪の親戚は、猛暑の地を離れて秋の気配を感じる地に降り立ちました。自然の
クーラーでありまして、これなら計画停電でおろおろとすることもなしです。
とはいっても、これは数日間の滞在でありまして、涼しさが何よりのおもてなしで
あります。
この前置きは、これから数日は、これまでにもまして更新が手抜きとなりますと
いう言い訳であります。
山下達郎さんのラジオ番組「サンディソングブック」では、レギュラープログラムで
「棚からひとつかみ」というのがあった、山下達郎さんのレコード棚(CD棚か)から
わっとつかんだものを材料に番組を構成するのですが、当方の「最近手にした本」と
いうのもそれにならったものであるのかもしれません。
最近、購入した本のなかに「つげ義春の温泉」がありました。
- 作者: つげ義春
- 出版社/メーカー: 筑摩書房
- 発売日: 2012/06/01
- メディア: 文庫
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とはとうていいえないのですが、つげ義春さんの散文は文庫本になっているのをぼち
ぼちと購入しています。かっての私小説作家の雰囲気を、いまによく伝えているよう
に思います。つげさんも私小説がお好きなはずでありましたが、どのような作家が
ひいきであったでしょうか。