メディア・アート創世記 3

 坂根厳夫さんの「メディア・アート創世記」から材料をいただいて、坂根さんの仕事に
ふれています。
昨日に「美の座標」(みすず書房刊の書影を掲載しましたが、昨日のは外箱のものでし
たが、本を箱から抜いてスキャナーで読み込んだのが、以下のものです。


 外箱も本の本体も、どちらもまっ黄色です。このように思いきった色をつかっているの
が、意表をつきます。箱と本体に九つの丸がありますが、そのなかには本文で取り上げ
られたオブジェの写真がはいっています。外箱と本体に共通しているのは、真ん中に
おかれた目玉であります。
これのことをなんというのでしょうか。本体の素材は、黄色のクロスでありまして、この上
に目玉が貼られているのでありました。