続「湯川共和国」 7

 「湯川さんとその仲間たち(仮)」として企画されたものが、先月10月25日「湯川
さん 親しかった人たちの回想」(私刊本)として、少部数配布されました。これの
経緯については、昨日の拙ブログに「仙台が親戚」様が書き込みいただいたところ
です。
 ほとんど独力で制作されたものですが、自宅のパソコンとプリンターでも、この
ような仕上がりになるのかと、本作りの技法に暗い当方は驚くばかりですが、限定本
の熱心なファンの方からは、あれこれとないものねだりのような注文がつくの
でしょうね。
 今回の「湯川さん 親しかった人たちの回想」(私刊本)については、一足早くに
林哲夫さんのブログで紹介されていました。こちらにはカメラで撮影した書影が掲載
されていますが、光のあてかたも見事で、なかなかこのような写真はとることができ
ないと、感心して拝見をいたしました。( http://sumus.exblog.jp/14321450/ )
 当方は、そこまで写真撮影のスキルが高くありませんので、べたっとスキャナーに
つけて取り込みをいたしました。

 本を収める帙でありますが、天地があいています。このスタイルは、書肆山田から
でていた詩集からいただいたものだそうです。
 表紙をめくった扉は、次のものとなりますが、これは訂正後のものとなります。

 目次を引き写しさせてもらいます。( 敬称略 )
   この世とあの世の対話            黒田基男
  「入社記念日」                川端公子
   湯川さん                  岡田泰三
   湯川書房と二冊の本 「北の岬」と「花深き」 岡田良敬
   ホルンコーヒー店の湯川さん         岩城宗高
   あの頃の湯川さん              千賀勝美
   黒い箱・淡いグリーン            延命光行
   湯川さんを偲ぶ               須川誠一
   湯川さんと永田耕衣翁            岡田 巌