湯川書房と湯川成一さんに関しては、当方の手元にもずいぶんと多くの資料が集まって
きました。生きていたときには、あまり表にでることがなかった湯川さんですが、亡く
なったことにより、湯川さんを埋もれさせてはいけないというお仲間たちの思いが、冊子
の形となったものです。
湯川書房の支援者のお一人として著名な静岡県焼津にお住まいの伊東康雄さんのものも
まもなく頒布されるようであります。湯川成一さん亡くなって、ますます身辺は賑やかに
なるようです。
当方などは、ほとんど部外者でありまして、たまたま「季刊湯川」についてブログで
取り上げたというだけで、いろいろと教えていただいたり、資料の恵贈を受けたりして、
本当におかげさまであります。
いっぱしの通人のような顔をしておりますが、ほとんどわかっておらなくて、新しい
資料を目にするたびに、以前のものを読み返して、そういうことであったのかと再確認
しているのでありました。
それもこれも、当方に湯川書房・湯川成一さんのことを教えてくださる「仙台が親戚」
様を初めとする「湯川書房の仲間たち」(湯川共和国の重鎮)がいるからであります。
手元に集まっているものは、どれもごく少部数のもので、あっという間に入手困難と
なるものばかりですが、これらの文集に掲載のものがひとまとまりになって、もっと
容易に手にすることができれば、どんなによろしいでしょう。