巷児とペダル2

 昨日にブログを書き上げてから、この内容について確認をいたしました
ところ、小沢信男さんご本人から、事実誤認とのご連絡をいただきました。
 「小沢信男一代記」という連載でもかたっていることでありますので、
当方の初歩的な思いこみでありまして、どうして、このように思いこんで
しまうのかです。

 昨日に小生が、鶴見さんは花田さんよりも早くに小沢さんを評価してたと
記した点についてですが、正しくは以下の小沢さんのご指摘のとおりで
あります。
 文章にあります「一代記」はリトルマガジン「さんぱん」に連載中の
ものでありますが、南陀楼綾繁さんが聞き取りと編集をしているもので、
貴重な記録ですが、もっと丁寧によまなくてはいけませんや。
小生の駄文をごらんになって、間違っても記憶されてもいけませんので、
次のように認識をしてください。

「このへんに事実誤認があります。ことは少し面倒なので、「一代記」の
9回か10回目あたりで喋ってるはずだが、手許にバックナンバー不揃いで
みつからない。
戦中の投書は匿名で、わかるはずがなし。はるか後年、東京工大の授業で、
生徒たちに「記憶に残ること」とかのテーマで書かせた作文のなかに、
投書の引用があった。それから始まる。語ればやや長い話。
花田さんより先ということはないのです。」

 「さんぱん」というのは、知る人ぞしるのリトルマガジンで、EDIという
版元からでています。もとはデザイナーさんでありますが、雑誌の編集に
かんしてはプロでありまして、じつにユニークなものですが、出版に
のめり込みすぎて、たいへんなことになっているようです。
すこしは、応援できることはできないかとEDIと「さんぱん」の名前を
あげて、みなさまの支援をお願いする次第です。 
京都の三月書房は、このEDIの本をディスカウントして販売していますが、
こうなってからEDIの応援をしても遅いであるかな。