東京を楽しく巡る方法に、バスを利用しての散策があるのですが、これは
すこし持ち時間が多くなくてはいけないことです。都バスの路線で大きな
盛り場をつなぐものは、かって都電が走っていたものが廃止になってから
運行されるようになったものです。均一料金でありましたら、できるだけ
長い時間のっているのが安上がりでしかも楽しいのでした。
最近では、田中小実昌さんはじめ多くの方が、バスにとって都内を走る
楽しさについて記しています。
本日は、自由時間が４時間ほどしかなかったのですが、バスにのって
世田谷美術館にいこうということで、品川の宿を出発しました。かっては、
都内のバス路線図というの冊子を持っていたことがあるのですが、都内の
バス路線図というのは、営業所別にずいぶんとありまして、自分が住んで
いたあたりだけでも、覚えきれないものでした。
品川から渋谷にバスはありかなしかも、結局はわからないのです。
何台か乗り継いで渋谷にでようとしましたが、結局のところ、数台のり
継いだところで地下鉄の力を借りることになりました。
渋谷からは、二台の乗り継ぐと美術館入り口にたどり着くことができ
ましたが、本日は月曜日で休館日とありました。横尾忠則さんの展示を
見物するのが目的ではなく、美術館にくるのが目的でしたが、それでも
休みではね。もちろん、「ぴあ」のガイドをみましたら、月曜休館とは
表示されているのでした。月曜日はあちこちすいていていいやと思い
ましたが、すいているということは、お休みのところも多いということ
であります。
昔からある公立の美術館はほとんどが月曜休みで、最近の公立館では
火曜日に休むところもでているようです。観光地化している森美術館
などは年中無休とあります。最近は、休まないところが増えてきている
せいもありまして、久しぶりに月曜休館の現実を感じて、公立館には
お休みがあるということを再確認したのでありました。（さすがに
それでも月曜が休日になったときは、その日は開館するようであります。）
