岡崎の行列

 岡崎の行列とは、京都の岡崎へといったときに目にしたものです。

 あまりよい写真ではありませんが、歩いていましたら橋の上に人が並んでいるのが
見えました。これはどこにつながる行列でありましょうかと思って近寄ってみました
ら、これは細見美術館の展示を見るための行列でありました。
細見美術館は、琳派の作品や神坂雪佳のコレクションで有名ですが、これで行列がで
たという話はききませんので、よほどのことをしているのかと思いましたら、つぎの
ものでありました。細見美術館のホームページから引用です。
「このたび、東京の永青文庫で昨年、開催された日本初の「春画展」が京都に巡回す
るはこびとなりました。デンマークのコレクターをはじめ、日本の美術館・研究所や
個人が秘蔵する鈴木春信、鳥居清長、喜多川歌麿葛飾北斎といった浮世絵の大家に
よる『春画の名品』が勢揃いします。」
 行列にならんでいる人のそばを通過しましたら、あとどのくらいで入館できるで
しょうかと問うていましたが、聞かれたかたはウームと答えにつまっていました。
 岡崎で目にしたもう一つの行列は、次の店の前にありました。

タルトタタン」で有名なカフェです。写真は今から3年前のもので、この時は、まだ
いまほど行列はなかったと思います。店にはいったところに今は亡きタルトタタン
おばあさまが座っていたのですが、あの様子をお願いをして写真におさめておくので
ありました。

 いくつかのケーキが作られているのですが、いちばん人気は白いヨーグルトクリー
ムが上にのっているリンゴのケーキ「タルトタタン」です。わが家でもNHK
グレーテルのかまど」に影響されて「タルトタタン」に挑戦をしていますが、なか
なかうまくはいきませんです。

 あの行列を覚悟しても、また食べにいきたいものです。