本日は援農へ

 本日は車で一時間ほどのところに住んでいる友人の大規模家庭菜園へと援農に出向き
ました。秋になりましたら、いつもたくさんの収穫物をいただいておりますので、たま
にはお手伝いをしなくてはです。とはいっても、当方にできることは草取りくらいで
ありまして、本日は短い時間ではありましたが、一生懸命にやりましたです。
 本日は小松菜、ラディッシュ、ニンニクをいただいたうえ、おそばまでごちそうにな
りです。最低でも月に一回は援農にいかなくてはいけませんですね。
本日はお願いをして、花が終わったバラの枝をもらってきました。ここからいただいた
バラを挿し木にしたところ、うまく育ったものですから、それに味をしめて、本日も
帰宅してすぐに挿してみました。これがうまく花をつけることになるかどうか、来年の
秋にはわかりますでしょう。気の長い話です。このようになれば成功なんですが。

 夜になって四方田犬彦さんの「鳥を放つ」を読んでいます。もっとわけのわからない
小説ならいいのにと思いながら、やっと三分の一ほど読み進むことができました。
四方田さんのノンフィクション作品を評して「いい加減なことを書いて(?)」という
ようなものを読んだことがあります。(誰が書いていたのか失念です。)
そういう人にいわせると、これまでの四方田さんのものはフィクションとして読んだほ
うがいいとなるのでしょうが、これまでのノンフィクションを私小説として読んでみた
とき、その作品と今回のものは、どっちが散文として興味深いものとなるかなです。
 いままで読んだところでは、もうちょっとはちゃめちゃにしてよでありまして、この
感想は、これから先にかわりますでしょうかね。

新潮 2018年 08月号

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