昨日夜にNHKBSで放送のあった丸谷才一「笹まくら」のドラマを見る
ことができました。この放送のために読み返している小説のほうは、やっと
半分くらいですから、ドラマを見てすこし予習をした感じです。
それにしても、ドラマを見て、こんなシーンがあったっけと思いました。もち
ろん原作にない話はないことですから、当方がほとんど忘れているだけの
ことです。当方はこの小説をオールタイムベストと言っているのですから、
この忘れ方は、おめでたい話であります。
あの小説を90分のドラマに圧縮するのですから、作者が訴えたいという
ところは抜き出されているでしょうが、小説に流れる不思議な時間の感覚は
味わうことができないように思いました。
作者が苦労したのは、この小説に流れる時間の処理であったでしょう。
小説を読んでいて、同じページの中で行が変わったら、それまでの主人公
浜田さんが、徴兵忌避時代の変名 杉浦さんの話になってしまうのですか
ら、頭が混乱させられますが、TVドラマではそんなことはありませんでしたね。
具体的なものについては、イメージではなくて、現物を見せてもらうことがで
きるのがよろしいことでした。今回のドラマでいけば、フランス語教師が乗って
いるルノーは、こんな形であったのかわかることにです。(そのせいか車の印象
が強く残ることになりました。)
ドラマは録画してありますので、小説を読み終えたら、また見なおすことに
します。
一夜明けて、本日は午前から一口馬主である友人の馬が出走するという
ことで札幌競馬場へと行くことにです。友人はコロナ禍になってから競馬場
には足を運んでいないということで、本日は数年ぶりに自分の馬が走るとこ
ろを目にすることにです。当方が応援すると成績がいいことがあるということ
で今回は応援のために誘われました。
当方が競馬場に足を運ぶのは、これで三回目。最初は学生の頃に京都
淀の競馬場へと行き、次は帰省した競馬好きの友人を案内して札幌競馬場
の最終レースだけを見物で、本日は7レースから11レースまで見ることにです。
(そのうち2レースに友人の馬が出走です。)
競馬場というのは、こういうふうな仕組みになっているのかを知ることがで
きました。

友人の愛馬の出走二頭は、どちらも人気薄でありましたが、応援するから
には馬券も買わなくてはと、それこそ複勝100円での勝負です。友人は3着に
入るのも難しいので、馬券を買うことは勧めないが、買い方は教えてくれまし
た。(三レースほど馬券を購入しましたが、いずれも外れとなりました。ハズレ
馬券は良い記念となりました。)
競馬場へと向かう電車のなかでは、持参の文庫本を読んでおりました。
皆川博子さんの「虹の悲劇」ですが、二章くらいは読めるかなと思っていた
のですが、そこまでいけずでありました。

