本日は庭仕事もトレーニングもなしというゆっくりの一日となりました。
日中の最高気温は13度くらいまであがるとの予報でありましたが、そこま
でにはならなかったものの、10度を超えてこれは十分にあったかであり。
午後からはTVで相撲見物の予定でありましたので、買い物などの用足し
は午前のうちに済ませてしまうことにです。その折に、本日は久しぶりで、
ブックオフへと立ち寄ってみることにです。当方のスマホにはクーポン(この
ところは100円引きの)が届いておりまして、それを利用してワンコインでと
いうのが、本日のもくろみとなります。
まずは値段の高い本がならんでいるところから、チェックしていくことに
なりです。このあたりのものは、すべて予算オーバーでありまして、ここに
あるものが売れ残って見切りになれば、買うことにするかなくらいの気分で
あります。
次からの均一本のところは、ちょっと気合を入れてみたのですが、手に取
ることもなしで、最後の均一文庫棚のところにたどりつくことにです。
本日は五十音の後ろのほうから見ていたのですが、みのところに、ずらり
と皆川博子さんの本が並んでいるではないですか。いつもはほとんど目に
することがないのに、本日はどうしたことかと目を疑うことにです。(いつも
見かけるのはハヤカワ文庫もので、古い時代の文庫は、めったにみかけな
いのですから。)
これは千載一遇でありまして、皆川博子さんの持っていない文庫を安価で
見かけたらとにかく買うというのが、このところの行動パターンであります。

講談社文庫の2000年前のものが三冊で、ほぼ同じ時期の文春文庫のもの
が三冊となります。たぶん、同じ人が手放したものなのでしょうね。どんな人で
あったのかと、すこし興味を覚えることですが、時代物と、それ以外の作品が
混じっていますので、これは皆川さんのファンであった人なのでしょう。
「妖櫻記」は下巻がないのが残念でありますが、先日に購入した文庫本など
もありますことから、しばらくは皆川作品で楽しむことができそうです。
TVで相撲中継を見ながら文庫本を手にすると、昨日に記しておりますが、
昨日に手にしておりましたのは皆川博子さんの「猫舌男爵」で、そのなかか
ら「睡蓮」という短編を読んでおりました。こちらは2004年に講談社から刊行
になったものをハヤカワ文庫にしたとありまして、本日に購入したのは、その
すこし前に発表されたものとなることです。
ということで、本日の相撲見物のお供は、本日購入の皆川本から「聖女の
島」を選ぶことにです。この作品は、240ページほどからなる中編小説であり
まして、小説の入りのところが、すこしとっつきにくいかもしれません。(皆川
さんのファンであれば苦にならないのですが。)
小説が始まってすぐのところに、つぎのようは記述がありまして、なかなか
格調が高い書棚だと思ったことです。
「ディスク脇の書棚には、シモーヌ・ヴェイユの著作集、ピカートの『神よりの
逃走』、エーリッヒ・フロムの『悪について』、マレ=ジョリスの『夜の三つの
年齢』などが並んでいた。
ディスクの前の壁に、フェルメールの『ヨゼフと少年イエス』の複製画が額に
入れてかけられてある。」
これは作中の登場人物(修道会のつくった矯正施設で働く女性)の書棚と
なるのですが、この時代のヴェイユの著作集といえば、春秋社からでていた
ものでありますね。(フェルメールに『ヨゼフと少年イエス』なんてあった
かなです。)






