本日は予定がなしでありましたので、とにかくずっと前から読んでいて残りが
少なくなっている「20世紀の歴史」下巻を手にすることです。
上下で1000ページを超える20世紀の通史となりますが、なぜかひどく読みにく
い。この本には、今手にしているものとは別の翻訳があるとのことですが、これは
訳者のせいではなくて、原著者の文章のスタイルのせいでありましょう。
読んでいて頭にすっとはいらないところが多いのでありますが、それで足踏み
をしていたら、いつまでたっても前に進みませんので、わからないところはその
ままにして、えいやっと前に進むことにです。
たぶん、1000ページのうちで、記憶に残っているところはほとんどないのであ
りますが、このあと20世紀の出来事について書かれた本を手にしたときは、この
本では、どのように書かれていたろうかとのぞいてみることになるでしょうね。
いま図書館から借りている本に「ロシア革命と芸術家たち」というツヴェタン・
トドロフのものがありますが、これなどはロシア革命の経緯が序章で説明されて
はいるのですが、それとは別に、このホブズボウムの本でチェックするのは有益
であると思うことです。
ということで、「20世紀の歴史」の先を急いでいましたのは、「ロシア革命と
芸術家たち」を、すこしでものぞいてみようと思っているからであります。(こちら
も読みやすくはない本であり)
そして、こちらは数年前から積読となっているホブズボウムの伝記にも手をのば
すことができるようになりです。
とりあえず、本日はこれの「序」を見てしまうことにしましょう。
「エリック・ホブズボームの歴史家としての大変な名声と世界的な影響力だけを
とってみても、彼の伝記を書く十分な理由となるが、彼はまた公の場で活躍した
知識人であり、左派のスポークスマンとして影響力を以ていた。しかもその場は
イギリスに留まらなかった。・・・左派に対する影響力は、同様にインドとイタリア
でも目立っていた。彼は、書斎と図書館、講義室の間を行き来するだけといった
静かな学者生活は送らなかった。長年にわたり、彼の政治的活動は、MI5の監視
を招くほど危険なものとみなされていたのである。」
たぶん、こちらの本のほうが「20世紀の歴史」(現代は「極端な時代)よりも
読みやすいでありましょう。



