一日遅れで

 五月の「子どもの日」のギフトで、ケーキでも焼いて送るわといったこと

から、昨日からコナモン屋さんとなっていました。昨晩はケーキを焼いて、

そのあとパンとパイの仕込みを行っていました。

 今朝は早くに起きてパン作りなどを行い、パイも焼き上げて冷めてから

荷物つくりをすることにです。ヤマトさんに持ち込んで一連の作業は終了で

すが、送料はそこそこでありまして、果たしてギフトの中身は、送料に見合う

ものとなっているのでありましょうか。

 まあ、作る方の自己満足というか、作るのは楽しみでありますので、それは

金額ではかることはできないということで。

 4月中に読んでしまうはずであった本が、ちょっと先送りになってしまい、

本日にやっとこさおしまいのページにたどりつくことになりました。といっても

これは前半戦のおしまいということで、やっと半分です。

 この本の帯には、登場人物が一行で書かれています。

「 村井 俊輔  建築家。

 松浦 恭彦  建設省から宮内庁へ出向する建設技官。

 山口 玄一郎 日本画家。ドイツへ留学、主に風景画を描く。」

 このような感じでありますが、この建築家は「火山のふもとで」で先生と

呼ばれる方でありまして、この先生は皇居新宮殿プロジェクトにも関わる

のでありますからして、この作品にはモデルとなる方がいることになります。

 そうはいっても、これは小説でありまして、この作品の一番最後には、

「本書は史実に基づいて書かれたフィクションです。」と記されていますの

で、事実を重ねて書いた歴史書と間違えないようにしなくてはです。

 今読んでいるところは1960年代のはじめ頃の設定でありますので、当方

がやっとこさで十歳くらいになっているのですが、それでもすこし記憶に残っ

ているような出来事がありましたです。

 登場人物のほとんどは別な人格となっていますが、さすがに天皇・皇后

とか皇太子などについては、別名とはならないことで、作者としては天皇

ファミリーを小説のなかで描くには、相当に苦心されたのだろうなと思うこ

とです。

 そこそこ踏み込んだ書き方をしているところもあって、こういう書き方がで

きるのは、どこかにこれの裏付けとなる文書があるのだろうと思っていました

ら、下巻のおしまいに主要参考文献というのが二段組で6ページにわたって

ありまして、すくなくともこのくらいは押さえなくては書くことはできないよな

と思ったことです。

 逆にいえば、この作品に登場する人物のモデルは、この文献リストの中に

あるということになりです。

こうした参考文献を示した上で、フィクションと断わっているわけですが、それ

でも、この小説を史実として読みたい人はいるのでしょうね。