本日に「ちくま」5月号が届きました。郵便でありますので、土日に配達はなし
で、週をまたいで月曜となりました。連休期間中ですので、本日に届かなけれ
ば、次の配達は30日であったのかな。
その昔には、古書店が日本全国のお得意さんに向けて古本目録を郵送し、
それを見て注文の電話をするという仕組みがありましたが、今のような郵便
事情でありましたら、遠隔地はひどく条件が不利になることです。注文が重複
した時には先着ではなく、抽選でというふうに仕組みは変わっていると思われ
ますが。
「ちくま」5月号では、斉藤美奈子姉は「世の中ラボ」で「中居正広事件を
生んだフジテレビの企業風土」を書いています。当方は中居正広事件をとり
あげた報道は、まったく見ていないのですが、フジテレビというと当方好みの
音楽番組を制作していたり、長期にわたって地方取材してドキュメンタリーを
作るチームがいたという認識でありました。
それにしても、この会社は有名人の子弟が多く在職していたことでありまし
て、国会議員の二世、三世とか、タレントの子どもたちとかがいることが知られ
ていました。そういう古い個人商店のような会社が立ちいかなくなるのは、
不思議なことではありませんですね。
一方の斎藤真理子妹は「読んで出会ったすごい人」で「くじらが助けに来て
くれる本 シオドーラ・クローバー『内陸のくじら』(中尾ハジメ訳)」を話題に
しています。
「シオドーラ・クローバー」の本であります。そうだこの人の本を読まなくては
いけないと思って、ずっと前に購入して読むことができていなかったのだ。
あの本をすすめていたのは、鶴見俊輔さんであったと思うことです。
代表作は文庫になっていると思いますが、当方は元版で買って、いまだ読めて
いないのですね。
斎藤真理子さんが書いているところから、すこし引用です。
「『内陸のくじら』を書いたのはシオドーラが六十代になった後である。続いて、
夫の代わりを引き受ける形で『イシ 北米最後の野生インディアン』を書いた。
この本がシオドーラの名声を確立する。『イシ』は、1800年代の終わりに白人
入植者たちによって絶滅の縁に追い詰められたヤヒ族インディアンで、家族を
全員失って長い潜伏生活を送った後に、一人の難民として1911年に白人世界
に出現した。大学の博物館で住み込みで働き、アルフレッドら白人協力者たちと
友情を育み、五年後、先住民には免疫のない結核で死んだ。『イシ』は、没後
五十年近く経った1961年に出版された彼の評伝である。」
シオドーラさんが有名になったのは、「イシ」もですが、彼女の娘さんが、
この「内陸のくじら」という本は、どこからでているのかと思いましたら、
編集グループSUREの本であることがわかりました。
そういえば、先日にSUREから近刊案内を送っていただきまして、そこには、
4月下旬刊行ということで「富岡多恵子の仕事」という本のちらしがありました。
この本の討議には、斎藤真理子さんも加わっているとのこと。うーむどうしよう
かしらん。
