今月の「ちくま」から

 「ちくま」4月号が届いておりました。

 楽しみにしている金井美恵子さんの「重箱のすみから」には最終回と

あります。「ちくま」での連載エッセイは、終わってしまうのですね。このところ

隔月掲載になっていて、ちょっとうまく読むことができていないのですが、

ずっと続いていたエッセイが最終回というのはさびしいですね。

 かって朝日文庫から刊行されていた「目白雑録」は中公文庫へと場所を

変え、再編集されてでましたが、「重箱のすみから」はまとまって一冊となる

のでしょうかね。

(「目白雑録」には「日々のあれこれ」とありまして、「重箱のすみから」の

副題には「あれやこれや」とありました。いずれにしても同じような随筆で

あります。)

 巻末の新刊案内をみましたら、文庫のところで、次のものが目に付きました。

 編集したのは高崎俊夫さんで、2011年に清流出版からでたものに増補して

文庫化ということですから、これはありがたいことです。(これの元版は手にした

記憶はあるのですが、購入したのであったのかな。)

 増補のところには「妻・山川みどりの回想など」とありました。

山川みどりさんといえば、過去に話題にしていたことがありましたです。

この文庫は買わなくては。

vzf12576.hatenablog.com もう一冊のちくま文庫新刊も増補版とありました。

 山崎佳代子さんのちくま文庫2冊目となります。「セルビア在住の詩人による

日記文学の傑作に増補」とあります。

 こちらの文庫本の解説は小林エリカさんとありまして、どのようなことを書いて

いるのでしょうね。山崎佳代子さんという方は、どうしてセルビア在住なのだろうと

思っていましたが、これはパートナーの方が、セルビアに縁の方であったからでし

た。

 昨年2月に「みすず読書アンケート」から話題をいただいた時に、これにとりあげ

られていた山崎洋という方の著作をメモしておりました。

以下のものです。

「旧ユーゴスラビア研究の第一人者による単行本未収録の著作・講演・エッセイ集

一番面白かったのは、同氏の幼なじみ高木一成氏による後記『山崎洋君のこと』。

ゾルゲ事件連座し、網走刑務所で獄死したクロアチア人のジャーナリスト、

ブランコ・ヴケリッチを父に持つ山崎氏の伝記である。」

 この山崎さんが、パートナーであったのですね。