二日くらいで読み上げることができそうな文庫を選択したはずですが、
マルケス「族長の秋」は、本日のこの時間までに昨日から10ページも先へと
いっておりません。話が違うではないかでありますが、それへの言い訳をあれ
これとならべることです。月曜はパン作りの日だからなとか、トレーニングにも
行ったし、近所のスーパーでの買い物にも時間がかかったしな。
そこそこ忙しい一日となりまして、ゆっくりと落ち着いた時には夜になってい
ました。「族長の秋」は、これからすこしでも読むことにしますわ。(本日のパン
作業は、21時を過ぎても、まだ終わらずであります。)
話は変わりますが、今月の「ちくま」斎藤真理子さん連載を話題にすることに
します。斎藤さんは、「ミステリーとそうじゃないものの境目にあるような小説は
好き」ということで、杉みき子さんという作家を紹介しています。
「著名な児童文学者である杉みき子」とあるのですが、当方はこの作家さんの
名前を初めて知りました。
斎藤真理子さんは、杉さんのことを、次のように紹介しています。
「杉みき子新潟県でも特に積雪量の多い高田という町に住み、たくさんの児童
文学を書いてきた人だ。短篇『わらぐつのなかの神様』はたびたび教科書にも
載っている。私が初めて読んだ杉みき子の本は「小さな雪の町の物語」という
もので、佐藤忠良の絵がたくさんはいったきれいな本だった。
『マンドレークの声』はここが初出である。」
斎藤真理子さんは新潟県のご出身であるので、杉みき子さんは郷土の作家
でもあるのですね。
この杉さんの作品からミステリー(杉さんは、たいへんなミステリーファンとの
ことです)という観点から編み直したアンソロジーがでているそうで、その本を
紹介するのが、今月の斎藤真理子さんでありますが、この版元というのは、
龜鳴屋さんだそうです。アンソロジーの編者は戸川安宣さんとなっています。
ということで龜鳴屋さんのページをのぞいてみましたら、残念ながら、この
本は完売となっていました。
龜鳴屋さんのホームページから一部を引用です。
「『わらぐつのなかの神様』など、数多くの作品で知られる児童文学者杉みき子
さんは、長年のミステリ・ファンでもある。ミステリ界の名伯楽、戸川安宣さんが、
ミステリを愛してやまない児童文学者のミステリのひきだしから集めて編んだ
ヴァラエティ・ブック。
本書の内容 【創作】 わらぐつのなかの神様、春のあしおと、青い地図、
マンドレークの声、静かな町など、書き下ろしを含むミステリ風な味わいの
児童文学作品十一篇 +〈パロディ〉ポケットにバランスを、
亜愛一郎殺害未遂事件 【クリスティと遊ぶ】
クリスティに捧げた「クリスティいろはかるた」、「へそまがりのクリスティ全集」
など遊び心一杯の戯文やエッセイ七篇 【作家と作品について】
仁木悦子、鮎川哲也等の作品解説など八篇に、趣向が楽しい鮎川哲也宛
年賀状を収録
【投稿から】 「小寺佐和子」の名を知らしめた「ミステリ・マガジン」や
「幻影城」への投稿をまとめて収録」
さすが龜鳴屋さんですね。ここからでる本は、当方のアンテナでは知った頃に
は売り切れていることが多くて、この杉みき子さんの本も623部とかですから、
いまは古書価があがっているのでしょうかね。
