本日の夕方に野暮用から戻りましたら、ゆうメールで「海鳴り37号」が
届いておりました。先日に京都の善行堂さんのページで、これの書影が掲
載されていたので、当方のところにも、そのうちに届くのでありましょうと
思っておりましたが、ありがたしで本日手にすることができました。
ここしばらくは、「海鳴り」は年一回4月くらいに刊行となっていたのですが、
今年は4月に続いて12月と年二回の刊行です。
読者としてはありがたいのですが、無料配布でありますので、これは出せば
出すほど経費がかかるということになりです。せめて、この場ですこしはノア
の本の紹介をして、販売に協力をしなくてはです。

2023年6月に野見山暁治さんは102歳でなくなりまして、前回の「海鳴り」36
号では涸沢さんが野見山さんを話題にしておりました。
山田稔さんも野見山さんの作品を装画に使っていまして、縁の深い方という
ことで、今回の寄稿となったものです。山田さんは、文のひととして題しているの
で、野見山暁治さんの文筆家としての面に焦点をあわせています。
この文章で山田さんは、過去に「海鳴り」に寄稿した「マビヨン通りの店」とい
うのに言及しています。2007年のことになります。
ちょうど当方がブログをはじめた年のことでありました。(それから17年もたって、
山田稔さんの文を「海鳴り」で読むことの幸せであります。)
2007年の「海鳴り」で「マビヨン通りの店」を読むことがなければ、
野見山暁治さんの「四百字のデッサン」を読むことはなかったでありましょう。
椎名其二さんのことを知ることもなかったことで。
本日は「マビヨン通りの店」を読み返すことにいたしましょう。

