本日はお天気がよろしいので、車のシートを倒したところに本を入れて、
古本屋に持ち込むことにです。多くは亡父が残したアララギ系歌人の個人全集
であったのですが、古本屋さんでは、買取り、引取りどちらもできませんと告げら
れることにです。
当方の本もすこし持っていったのですが、こちらは状態がよろしくないとのこと
で、同じ宣告でありまして、これですこし吹っ切れることになりました。
売れそうなものは、すこしでも状態がよろしいうちに売ってしまったほうがいいで
すよとアドバイスをいただき、一番大事にしている本を持ち込めば、買ってくれる
のかなです。
結局、車に積み込んでいった本は、市が設置しているリサイクルボックスに置く
ことになりました。気分としては、なんとなく「楢山節考」でありますが、まあ一回
やれば、あとは勢いでとなるのかな。
これからは不定期でありますが、車に詰める分を持って、リサイクルボックスに
いれますので、興味がある人は、拾いにきてくだされ、掘出物があるかもです。
ということで、これからは本は買ったら読んで、すぐに売るという路線に変更い
たしましょう。あとは、図書館の利用をさらに進めることにです。
後期高齢者となるまでに、本を半分くらいまで減らすことはできるだろうか。
ということで、本日も図書館から借りている本を話題にです。
片山杜秀さんといえば、最近に水戸芸術館の三代目館長になることが決まっ
たと報じられていましたが、とにかく子どもの頃から、実に良く日本の作曲家の
音楽を聴いてらして、この方の本業は何なんだろうと思うことです。
なかでも片山さんの伊福部昭さんに寄せる愛は有名でありまして、これまでに
もいろんなところで伊福部さんには言及しているのですが、一冊まるごとという
のは、これが初めてであります。
「当時、伊福部は自伝を纏める構想を、特定の出版社から持ちかけられていた
のではなく、あくまで自身として有していて、そのための聞き書きの役が、大学院
進学を予定していて、当分時間のありそうな私に振られた。
身に余る光栄に打ち震えた。結局、その頃の膨大なインタビューは私の不心得
もあってかたちにならなかったのだが、1992年に私も共著者のひとりになった
『伊福部昭の世界』(音楽之友社)に幾分か反映され、それ以後、2006年に
作曲家が亡くなるまでお付き合いは続き、伝記や作品にまつわるもろもろを最後
までたっぷり伺うこともできた。そろそろ何かまとめておかないと怒られてしまう
かもしれない。本当は30年以上前にかたちにしておかねばならなかったことな
のだから。」
片山さんお推しがなければ、現在の伊福部の評価はずいぶんと変わっていた
のではとも思うのですが、当方は北海道で生まれ育った人としての伊福部に興味
がありですので、伊福部と北海道のところを主に読んでみることにいたします。
