朝に起きて庭の見回りをしたときに、息が白くなったことです。これはかなり
冷え込んだなと思って、気温をチェックしましたら0.8度でありました。あとすこ
しで氷点下となることで、これからはどんどんと寒くなることです。
朝のうちに庭の冬支度をすることにです。近くに植え込んであったバラを移設
しなくてはということで、無謀にもこの気温が低くなった日に実施することにです。
こんなことをして大丈夫かなと思いながら、終わらせました。結果は来年の5月
くらいに明らかになるでしょう。
夜になって図書館から借りている「炭鉱の唄たち」を読むことにです。20日の
地元新聞の書評欄に、この本が取り上げられていました。北海道に関連する本と
いう扱いになりますが、北海道にとって石炭産業というのは明治以降の主力で
すから、それの光と影を、炭鉱で歌われていた唄を通じて見ていこうというもの
で、身近に炭鉱離職の人がたくさんいる当方には、ほんとに興味深い内容です。
全体1000ページを超えて、北海道だけでも単行本一冊以上はありそうです。
地元紙に書評がでると、この本を読みたいという人もでてくる可能性があり、
そうなるといつまでも読んではいられないので、まずは、北海道に関するところだ
けでも目を通しておかなくてはです。
夜に本を読んでいましたら、NHKTV「バタフライ・エフェクト」で「二人のカリス
マ経営者」ということで、ダイエー中内、セゾン堤をとりあげていました。
この映像でも、セゾン堤のところに全国自治体の長が、リゾート開発やら再開発
に力を貸してほしいと陳情(?)するのがありましたが、考えようによっては、そうし
た大きな資本によって地方はだめになってしまったのかもしれません。
その結果での「地方創生」でありまして、これは相当にハードルが高いことです。
当方の住む街は、市街地再開発のキーテナントとしてダイエーが進出し、もう
一件の再開発はだめになったあとをセゾングループに引き受けてもらいました。
ダイエーは本体の経営危機で撤退し、そのあとキーテナントなしでやっていました
が、いよいよだめになって幽霊ビルとなり十数年が経過です。
セゾンはだめになったあとを買い取ってくれた企業があって、その会社がビルを
解体し、現在は更地になっています。
今回の選挙でも北海道の土地が外国資本に買われているということで声が
あがっていますが、助けてもらいたい人、買ってもらいたいひとは大勢いるけども、
国内では投資してくれる人を見つけることができないという残念な現実です。
中内、堤を誰が悪く言えるのかでありますね。