悲喜こもごも

 本日は、推しグループ公演の抽選結果発表がある日でありまして、これに

あたっていたら、気分を良くして夕方からトレーニングに行こうかなと思って

おりましたら、18時2分にメールが届いて、残念ながらとありました。

 案の定ではありますが、これから落選を重ねていくことになりそうで、まる

泡沫候補のようであります。まあこちらのエントリーには供託金のようなも

のはありませんので、落選を重ねても懐は痛まないのでありますが、ちょっと

寂しいことであります。

 めでたいのは、北海道で二か所となるドーム球場がオープンしたことであり

ます。先に出来たドーム球場は開場して何年になるのかわかりませんが、いま

だ足を踏み入れたことがないのに、新しいドームは誘ってくれる人がいて、年

内には行くことになりそうです。思いがけないこと。

 日本の野球チームで球場を自前で持っているところ(グループ企業の所有で

あっても)は、西武、ソフトバンクくらいしかなかったのではないかな。

その昔に球界の盟主といわれた球団からして店子でありましたからね。

最近は野球の人気が落ちているようにも感じるのですが、今回のドーム球場

開場が、野球人気を後押ししてくれることを願っています。

 本日は圧倒的にホームチームの応援が多かったのでありますが、結果は残念

でありまして、相手の投手が、これまた北海道にゆかりでありますから、どっち

も負けるなという気分でありました。

 本日の夜は、川本直さんの「ジュリアン・バトラーの真実の生涯」を読みつぐ

ことになりです。まずは一日50ページを目標でありましたが、まずまずそれに

近いペースをキープでありまして、すこしブレーキをかけて、ちょっとでも長く

楽しもうであります。

 本日でなんとか本編を終えて、このあとはいよいよ種明かしとなる「あとがき

に代えて」に入っていくことになりです。

 「あとがきに代えて」のところには、次のようにあるのでした。

「日本でのバトラーの知名度は高いとは言えない。アメリカ本国と日本での作家

に対する評価には大きな乖離がある。・・・

 ノーマン・メイラー英語圏ではほぼ全著作が現在でも新刊で入手可能で電子

書籍化もされているが、戦後の日本で持て囃され、ほとんどの作品が邦訳された

のに今はどれも絶版だ。ジュリアン・バトラーにも同じことが起きている。」

 当方もこの作品のなかにノーマン・メイラーが登場するのを見て、懐かしく

思ったものです。(「文学の今」のシーンは圧巻でありますよ。)

 1960年代後半から70年代にかけては、ノーマン・メイラーは新刊がで

ると翻訳されていたのでありますね。当方も何冊か買ったものな。大江健三郎

の影響であります。

 ということで、すこし残りが少なくなってきた「ジュリアン・バトラー真実

の生涯」、ゆっくり読まなくては。