本日はとなりまちへ

 このところすこし道路の状況がよろしくなっているようなので、すこし雪の

多いとなりまちまで、お土産を持参で車を走らせることにです。一時間半くらい

かかることを予想していたのですが、ずっと路面がでていましたので、予定より

も早くに到着しました。

 しばらく郊外をはしるのですが、あちこちに鹿の飛び出し注意という看板が

あがっているのですが、本日は片道二車線の国道を走っているときに、道路を

横断する鹿に遭遇です。最初に二頭が渡って行って、それに続いて幼い鹿が

おそるおそるで渡っていきました。もちろん、信号機のある横断歩道ではあり

ませんが、すべての車は鹿とぶつかっては大変なので、鹿の横断優先でありま

す。ドライブレコーダーを設置していれば、横断の様子を記録することができ

たのですが、これは残念。

 となりまちへのお土産は、安いタブレットでありまして、当方の先輩に

タブレットを使ってもらおうと思って持参したものです。かれは携帯電話も

スマホも利用せず、かろうじてパソコンでネットにつながっているのですが、

パソコンとは違うデバイスでネットにでてみてはという提案になります。

 すこしでも使ってみてもらえればいいのでありますがね。

 戻りましたら、夕ご飯の時間となっていました。

 食事を終えてから、昨日に続いて山尾悠子さんの本を手にすることです。

 当方が関心をもっているのは、山尾さんが学生生活を送った70年代の京都の

本屋とかの話題であります。

 このエッセイ集のために書き下ろされた「読書遍歴のこと」という文章が巻頭

に置かれているのですが、次のようなくだりがあるのがよろしであります。

「学生時代に話を戻す。京都書院河原町店の二階で塚本邦雄の高額本や高橋睦郎

の詩集に出会い(澁澤龍彦の尻尾のくねったサイン本もここで買った)(高橋

睦郎『第九の欠落を含む十の詩篇』の衝撃!)、高校時代から噂のみ知っていた

森茉莉には一階で出会った記憶がある。」

 なつかしの京都書院河原町店でありまして、このお店については、この場でも

何度かふれていまして、検索をしてみましたら、そこでは山尾さんの文章を引用

していたりです。そんな記事を残していたとはです。

 図書館から「ドラコニアの地平」という本を借りて、そこに収録の山尾さんの

文章に触発されたものでした。

vzf12576.hatenablog.com