思ったよりも早くに

 昨年の暮れに林哲夫さんのブログを拝見しておりましたら、5月に京都であり

ました山田稔さんと黒川創さんのトークイベント記録「思いだす、書き残す」と

いうのが恵文社一乗寺店から刊行されたとありました。

sumus2018.exblog.jp  編集工房ノアから「某月某日 シネマのある日常」の刊行にあわせてのイベント

であったとのことです。コロナがいまだに収まらずでありましたので、入場制限

などの対策をとったうえでのイベントだったようです。

 山田稔さんは92歳になっておられますし、黒川さんは37年ぶりに京都に居を移し

たとありますので、そういういくつかのことが重なったなかでの企画であったよう

です。

 数年前にも山田稔さんは、恵文社でイベントをやっていますので、ここはご自宅

からもあまり遠くありませんし、居心地がよろしいようです。

せっかくの機会ですから、当方も足を運びたかったのですが、残念ながら開催を知

ったときには終わっておりました。

 この記録は是非とも入手しなくてはと、京都に居住する家族に依頼することにで

す。恵文社近所にある施設に定期的に行くことがあるので、そのときに確保といわ

れていたのですが、お正月休みをはさんだことから、入手までに時間がかかりまし

た。そのうえ、年賀状のあとで郵便事情がよろしくなくて、届くまでに一週間くら

いかかることを承知してくださいとのことでした。

 5日に投函で本日に届きましたので、一週間まではかかりませんでした。

 早速に手にして、なかをのぞいてみたのですが、ゆっくりと見ることはできずで、

これは明日以降の楽しみにします。

 山田さんと黒川さんに、飛び入りで津野海太郎さんの発言もあって、これはうれ

しいこと、当然のこと小沢信男さんへの言及もあり、これはありがたい冊子であり

ます。

 編集工房ノアからの連絡には、今年も山田稔さんの本をだすとありました。

これは待ち遠しいことです。