まだ残っていました

 年明けから和服を着用して、家にこもって過ごしておりましたが、三日目と

なって食べるものも少なくなってきたものですから、本日は今年最初の買い物

にでかけることになりです。

 年の初めの買い物といえば、セールをやっていますブックオフにも足を運ば

なくてはいけません。昨年に巡回した時に、年明けでこれが残っていたら買う

ことにいたしましょうと思っていたものもあって、それを目当てにでもありま

した。

 いつものブックオフでありましたら、均一本の棚に直行するのでありますが、

本日は、まずはお目当ての本が残っているかを確認することにです。その本は

入り口を入ってすぐの棚にささっているはずでありまして、目を凝らして確認

してみましたら、なんとラッキーなこと残っているではないですか、ありがた

く、2023年の一冊目として買わせていただきました。

 今年の一冊目は、次のものであります。

 坪内祐三さんの遺作となります。「小説新潮」に連載されていたものですが、

著者急逝により、未完となったものが、没後に刊行されました。

 そういえば、坪内祐三さんが亡くなったのは2020年1月13日でありま

して、あと少しで祥月命日です。坪内さんのことを追悼するためには、ちょう

どタイミングよろしの一冊となりました。

 これのほか、均一棚から購入したものもあるのですが、そのうちで単行本を

ご紹介です。

 隣町の出身である三浦清宏さんの芥川賞受賞作品となります。昨年にひょんな

ことから三浦さんの新刊を図書館から借りて、それからしばらく三浦さんの作品

世界に浸っていました。

vzf12576.hatenablog.com

 一昨年12月に書評で「運命の謎 小島信夫と私」という三浦さんの本が取り 

あげられていまして、それを図書館から借りて読んだことから、芋づる式に

「海洞」という作品につながっていったのでした。

 その流れでいきますと、次は「長男の出家」へとなるのでしたが、これにたど

り着くのに一年かかりました。

 この本を購入した決めては、三浦さんの作品もさることながら、それにも増し

て、この元版の装丁でありますね。リンクの写真で、一見してわかりますように

これは田村義也装丁本となります。このカバーだけでもえらくコストがかかると

いうことで有名で、いまではとってもこのように金のかかったカバーの本は見か

けませんですね。

 1988年2月刊行ですので、福武書店のものも充実していたことです。