テレビを見ながら

 本日も夜は本を手にしながら、目はテレビのほうにむけられることになりです。

いくつかの番組は録画するとして、見物していたのは「ブラタモリ」と野球とな

りました。

 ブラタモリは、ここのところほとんど見ることもなかったのですが、先週の

国境の町 対馬というのを、久しぶりに見て、今回と次回を見ることになるはず

です。

 長崎の対馬といえば、なんといっても小説「神聖喜劇」の舞台でありますし、

島からは韓国が目視できるということで、韓国に渡ることができなくなった半島

出身者が、故郷の懐かしんで訪れたことも小説となっています。

あとは、今年に文化功労者となった辻原登さんの「韃靼の馬」という作品でも主

要舞台になってなっておりました。

 ブラタモリでは、朝鮮半島とのことは言及されるのですが、戦時中の砲台のこ

とは話題にならずでありました。

 なかなか対馬を訪問することはできないと思われるので、先週のブラタモリ

見て、すこし国境の島の雰囲気を味わうことにしましょう。

 来週のブラタモリは、当方の住んでいる町が取り上げられるということで、す

こし盛り上がっておりまして、図書館へといってみましたら、なんとポスターが

掲示されていました。

 ということで、テレビ画面に目がいって、ほとんど本を読むことはできなかった

のでありますが、手にしていたのは、「すごいトシヨリ散歩」でありました。