本日はお天気が変わりやすくて、おひさんがでて、雲がでて、雨になって、
また青空でありました。全体に気温は上がらず、しかも北風が吹いていました
ので、体感温度はずいぶんと寒いことで。この町は冬になりますと山から海に
向かって風が吹くようになり、市内の工場の高い煙突の煙は海に流れるです。
煙突の煙が海に向かうと、冬を感じることになります。
本日もあれこれとありまして、行きつけの本屋へと行くこともできずであり
ましたが、そういえば昨日の新聞広告に気になる文庫本がありまして、これを
チェックに行こうかと思っておりましたが、これは明日以降でありますね。
広告は中公文庫のものでした。「古い画の家」小沼丹とありました。
幻のミステリ短編集とあります。文庫オリジナルですか、なかなか簡単には読む
ことのできない小沼丹さんのミステリで、どのような作品が収録されているの
かな。
そう思って中公文庫のページを確認しましたら、次のようにありました。
「『私小説の名手』が作家活動の初期に書き続けた、スリルとユーモアと
ペーソス溢れる物語の数々。巻末に全集未収録作品二篇所収。
〈解説〉三上 延 」
残念ながら、どのような作品が収録されているかの情報はないのであります
が、「全集未収録作品二篇」というのにはそそられますね。
小沼丹さんには、これまでにミステリを集めた「黒いハンカチ」という小説集
がありますが、これとはかぶらないのでありましょうけど、まずは手にして見て、
どちらにしても買うしかないですね。