本日はリンゴ園へ

 本日はお天気になりまして、これなら峠も走りやすいかと、80キロほど離れ

たところにあるリンゴ園までドライブがてら行くことになりです。

 毎年、この時期に行っているのですが、昨年は17日くらいに行ったとき峠の

頂上のところで雪に見舞われました。もちろんタイヤ交換はしておりませんでし

たので、あまり気持ちの良いドライブにはなりませんでした。

 今年は雨の心配はなしでありまして、山道ドライブを楽しみました。この時期

のリンゴ園通いはいつまで続けることができるのかなと思うことです。

 本日はスムージー用のB級品を大きな袋に二つ買って、これから紅玉が収穫に

なりましたら、それを送ってもらうことをお願いしました。これでしばらくは

お店でリンゴを購入することはなしであります。地物のリンゴがでてきてうれし

いことです。

 秋の行楽日和で、三連休ということで、果樹園が連なる街道には車がたくさん

でありまして、近くの道の駅は駐車場に入るのにすこし待つことになりました。

 本日の読書話題は、読書欄に掲載されていたものです。

 先日から友人が図書館から借りて読んでいて、これはひさしぶりにはまりそうな 

本であるとメールで紹介してくれていたのでありますね。そうか、そんなに良いの

であれば、当方も図書館に入っていたら借りて読みましょうと思っておりました。

 そうしたら、本日の読書欄でこの本が紹介されていました。

  著者はフリーの資格で「校正・校閲」をやってらっしゃる人とのことです。

単なる校正にとどまらず、校閲も行うのですから、うんと手間がかかります。著者

にすれば、能力の高い校正・校閲担当者にお願いできれば、とっても心強く感じる

ほどです。

 食えない文人などで校正のアルバイトをしていたといえば、澁澤と矢川コンビが

思いおこされますが、彼らはその当時の仕事に対して、なにか具体的なことを書い

ていたでしょうかね。

 その昔に話題になっていた校正を話題にした本に、長谷川鉱平さんのものがあり

ました。長谷川さんは出版社に勤務する校正担当でありましたが、数字ばかりが

ならんでいる理系の本の校正を担当して、その数字の羅列をみながら、ちょっと

数字のリズムがおかしいなとチェックをつけて戻したのだそうです。

 戻された著者は、そのチェックのところを確認したら、数字の転記を誤っていた

ということで、校正者のチェックにおおいに感謝したとのことです。

なるほど、校正、校閲とは、そんなことにまで気をくばったりするのかと思いまし

た。

 長谷川鉱平さんは、編集者をやめてから、大学の先生になり法政大学出版から

翻訳などもだしていましたが、いまはほとんど話題になることはないですね。

 せっかく現役の校正者の本が話題となっていますので、過去の本のことも思い

だすことにです。