自然を満喫して、帰路に。

 本日は久しぶりで気持ちの良い青空が広がりました。今から40年近くも

前には、当時健在であった亡父が孫を誘って、裏山に登ったりしていたこと

を覚えている息子が、子どもたちを連れて同じことをしてみようといって、

裏山に向かったのですが、40年も立ちますと、すっかり木々と植生が変わって

以前に踏みつけ道のようにあったルートが見えなくなっていました。

 それでもっとなだらかなルートへと移ったのでありますが、こちらにはすこ

し踏みつけ道が確認できたものの、すぐに藪になってしまい、これは子どもた

ちでは前に進むのは難しいということで、先に進むのを断念です。

 それこそ開拓時代には、このような藪を切り開いて道路を作ったりして、

峠越えを行ったのだなと思いましたです。

 そのあとは、場所をかえてだいたいいつも野生の鹿を見ることができるとい

う場所へと行くことにです。車を走らせて、緑のトンネルを抜けるころに、道路

脇に鹿が二頭立ち止まって、こちらを見ておりました。こんなに近くで野生の鹿

を見られるとはと、来客たちは喜んでいました。鹿といえば、奈良公園くらいし

か思いつかないということですが、これが車に飛び込んできたら、大変なことに

なるのだよねと、話をすることにです。

 最近はあちこちで鹿の害がいわれるようになっていて、これは当地も例外では

ありません。当地は農地が少ないので、それよりも街路樹とか住宅地の家庭菜園

などが鹿に荒らされています。とにかく木の芽とか作物を食べてしまうので、花も

野菜もまるで実りを楽しむことができないと嘆きの声があがっています。

 当方の住む住宅地の、かなり近くまで鹿害は報告されていまして、このままで

ありましたら、当方の庭に出てくるのも時間の問題であるようです。