本日に「本の雑誌」8月号が届きました。まずは、これを手にしてから、何か
話題に出来るものはないかなと、ページをめくることにです。
今月号の特集は「ミステリー新時代の到来!」というもので、ミステリー全般に
疎い当方は、新しいミステリのジャンルや書き手のことには、なかなか入っていく
ことができないことです。
本日に目にしたものでは、「2022年上半期ベスト1」という特集にあった
何冊かの本に興味がいきました。当方の環境は、新刊に関してはかなり弱いもの
ですから、これに列挙されている本は、ほぼ目にしたこともなしですが、それで
も図書館にありそうなものもありますので、これを検索してみることにいたしま
しょう。(そう思って調べてみましたが、残念気になるものは、まだ入っていない
ようです。)
これを見ますと、あいかわらずで藤野千夜さんは好調なようであります。人気
がありますので、この本が図書館にはいりますと、しばらくは借り出しが難しい
でありましょうね。
平山周吉さんのものは、入ればいいのですが、どうでありましょう。
読者のあげるベスト1には、井波律子さんの「ラスト・ワルツ」があがってい
ました。以前にぐんま様からおすすめいただいたものですが、いまだ縁がなくて
手にすることができていません。この読者の推薦コメントをみましたら、これは
是非に見てみなくてはと思いましたです。
そもそも井波さんの本のタイトル「ラスト・ワルツ」というものからして、そう
いうことであったのかです。コメントには次のようにありました。
「最終部『ラスト・ワルツ 見果てぬ夢とともに』は彼女の自伝ともいえる内容で、
これが滅法面白い。映画と貸本に夢中だった京都西陣での少女時代、京都大学での
研究の日々、そして井波が愛したロック・バンド、ザ・バンドについて(本書の
カバーイラストには、『水滸伝』の豪傑たちとともにザ・バンドのギタリスト、
ロビー・ロバートソン愛用のギター、ストラトキャスターが描かれています。)」
早く言ってよでありますね。井波さんが、そのような趣味をお持ちであったとは
知りませんでした。それで「ラスト・ワルツ」なんですね。