文庫で文学か

 今月に刊行となった講談社文庫版の「瓦礫の死角」西村賢太さんを購入して

手にしてパラパラと見ていましたら、挟み込まれているはがきに気が付きました。

講談社文庫のキャンペーンの応募ハガキでありまして、それには次のように書かれ

ておりました。

講談社文庫の対象作品の帯にある応募券を切り取って、この応募はがきの添付

欄に応募券をのり等でしっかり貼って、お名前、郵便番号、ご住所、電話番号、

メールアドレスをお書き添えのうえ、63円分の切手を貼ってお送りください。」

 対象作品というのは、文学系のものだそうで、このキャンペーンは1月刊行のも

のから始まっているとのことです。

 帯の応募券三枚おくれば、もれなくブックカバーというのではなく、枚数に応じ

てA、B、C賞と用意されているようで、応募4枚のA賞は「群像」一年分で、3枚

のB賞は文庫カバーデザイン図書カード3枚、2枚で応募できるC賞は、しおりだ

そうです。

 この応募はがきには、9月までの対象作品一覧があるのですが、当方はこれまで

に、三作品を購入しているようで、あらためてその文庫に帯がついているかどうか

を確認してみることにです。なるほど、刊行順に次の三冊をみましたら、帯に券が

ついていました。

 これまでの三冊では「図書カード」に応募できるのですが、抽選で30名という

のは、いかにも狭き門であります。それでも、応募しなくてはあたらないでありま

すので、これまでの三冊で確保した応募券は、これに申し込みますか。

 そういえば、講談社文庫といえば4月刊行分からフィルムパックして出荷という

ことが話題になりましたが、当方の行きつけ書店では立ち見できる形でならんで

いました。これは書店が包装を外して販売しているということなのでしょうかね。