オールドヘルパーかな

 このところ知人からパソコン不調でとの相談(?)を受けることが多くあり

です。小生の同年代は仕事場でパソコンを使い、その流れで自宅でもパソコンを

使っている人が多いのですが、なにせなかなか新しいデバイスには馴染むことが

できずで、若い人はパソコン離れが進むせいもあって、若い人の力を借りるとい

うことができず、オールドヘルパーに声がかかることになりです。

 そんなことでも思い出してもらえればありがたしで、お手伝いに出かけること

になります。ちょうど最初の定年のころに購入したパソコンが、そろそろ使い

続けるのが難しくなって、リーズナブルなパソコンをオークションでさがして

紹介したりです。(自分用でありましたら、とんでもない安価のパソコンを確保

したりするのですが、知人用となりますと、そんなわけにはいかずです。)

 セットアップの立ち会いなどをやっていると、当方の頭にも良い影響を与える

ようでありまして、いろいろと勉強になることで。

 図書館から借りている本の期限が来て、入れ替えをすることになりです。

ほとんどのものは、また借りることになったのですが、返却した一冊には予約が

入っていたようで、これは早くにかえしてよかったことです。

 これくらいはちゃんと読まなくてはいけないと思って、借り出し延長をかけた

のは「アレクシエーヴィチとの対話」でありまして、これをちびちびと読みつぐ

ことにいたします。

 この本に収録の対話で、アレクシエーヴィチさんは自分が育ったベラルーシ

ついて、次のようにいっています。

「ロシアが行う戦争はいつもベラルーシ経由だったのです。」

このタイミングで、この発言を見ますと、なるほどと納得することです。これに

続いては、次のようにありです。

ベラルーシの知識人にとって、もっとも悲劇的なことは、あらゆる国民投票

ベラルーシの国民自身が、ベラルーシがロシアに吸収されることに賛成票を投じ

てきたことです。つまり地政学的にそうだというだけでなく、国民一人一人が、

自分たちはまず、ロシア帝国という大国の一部であるといいう意識を持っている。」

 ベラルーシはそういう意識で、隣国ウクライナはそうではないということで

ありますね。