久しぶりのバラ作業

 本日は久しぶりのバラ仕事でありまして、鉢バラを地植えしたり、鉢増しを

することになりました。そこそこ数が多くなっていますので、それなりに時間の

かかることで、麦わら帽子に蚊取り線香というスタイルで4時間ほどでやったの

ですが、いくつか根が弱っていて心配なものもあるのですが、今年の冬越しは

できるだろうかと、そんなことを考えることにです。

 家人のお手伝いでバラ作業をするようになって10年を過ぎましたが、どうや

ら当方が好きなのは、バラを挿し木にして、それを成長させて花を楽しむことの

ようです。毎年数本のバラを挿し木にしていますと、毎年確実に鉢が増えることに

なり、また鉢増し作業も欠かせないとなります。挿し木したのが根をだして、

ちょっと見られる木となるまでに3年はかかりますので、先の長いことでありま

す。こんなことをやっているので、元気でいることができるのかなと思うこと

です。

f:id:vzf12576:20210821062834j:plain

 本日も苦戦しながら本を読むことになりです。図書館から借りている本は、緊急

事態で休館していることをいいことに、手元において読みついでいるのですが、

ずいぶん手にしているのに、やっと100ページであります。この分では、まだ

まだかかりますね。

 いま読んでいるのは、みすず書房「コード・ガールズ」ですが、USAで暗号の

解読作業に従事して女性たちについてのドキュメントです。暗号解読ですから、

相当に高度な能力を必要とするようで、その昔には女性には研究者の道が開かれて

いなかったので、それでこの分野にはいってきたというような人たちです。

 軍事で作戦を伝えるのに暗号化して通信するのですが、それが解読されていた

ら、ほとんど暗号の意味がないことになります。先の大戦では、日本軍の暗号は

解読されていたということで、それでは作戦が筒抜けでありますね。

 軍事ではなくて、その昔は本社と工場などでの通信にも傍受を怯れてか、暗号

文が使われていたようで、とある会社の社史を見ていましたら、その暗号のため

のガイドブックの写真が掲載されていました。この会社の暗号などは、軍事で使

用されるものとくらべると、至極簡単なものであったのでしょうが、こういうの

にもライバル会社は解読のための要員をやとっていたのでしょうか。そんなこと

はないでしょうね。

 そういえば、先の大戦の時には、日本の文化人たちのなかには、暗号とか通信

とか、インテリジェンス部門で働いていた人がいましたですね。