本日に出先で数日前の新聞を目にすることになりました。
「ひと」という話題の人物紹介のところに「岩波書店の社長に就任した」という
ことで「坂本政謙」さんが取り上げられていました。
岩波の編集者 坂本さんについては、佐藤正午さんの編集者として知るに至った
のですが、岩波らしからぬ人と強く印象に残りました。
この紹介では、坂本さんが「就任に際し、ホームページに『岩波の志』と題した
文章を掲げた。」とありました。この坂本さんの文章は目にしていないなと思って
岩波ホームページを見てみましたら、あまり目立たないところにこれがありました。
www.iwanami.co.jp 世間では殿様商売とか、いつも経営危機とかいわれる岩波書店であります
ので、この時点での社長就任というのは相当に大変なことであります。
新聞でみる写真はいつものジャケットでノーネクタイ姿でありまして、お硬い
出版社の社長さんという雰囲気はありません。
果たして質と量との両立は図られるのでありましょうか。
そういえば、岩波書店は奥付のところの発行者というのは、これまで社長の
名前が印刷されていたのだよなと、当方の手元にある一番新しい岩波の本で
チェックしてみましたら、2021年8月4日の「林達夫 編集の精神」の発行者に
は坂本政謙とありました。
たぶん、ほとんどの出版社は奥付の発行者のところは会社の代表者の名前を
入れているはずですが、当方の知るところでも、いくつかでは発行部門の長の
名前を入れていますですね。(ちくま文庫とか中公文庫など)
これはそれぞれの出版社によってルールがあるようですが、各社での発行者
の使い分けなんてあるのでしょうかね。
