本日も寒いことで、この時間はストーブをつけて過ごしています。
お天気がよろしくてあったかになりましたら、どこかに遊びに行きたくなり
ますので、この状況下においては、お天気がよろしくないほうがよろしいのか
と思うことです。
午前には雨のなかをジムにいって正味一時間ほど身体を動かすことになりで
す。すでに連休にはいった人がいらしているのでしょうか、いつもよりも若い
利用者さんが多かったように思います。そんなに広くないトレーニング室が密
になりそうでありましたので、そうそうに切り上げることといたしました。
戻ってからはすこし絲山さんの「御社のチャラ男」を読むことにしました。
あっという間に読んでしまいそうな作品ですが、あれこれと気が散っているこ
ともあり、やっとこさで半分くらいでしょうか。
本日に読んでいたところに、次のようなところがありです。
「東京に行くほど遠くないからと言って、大学からずっとここに居座って働いて
きたけれど僕は隣県の出身だ。漁港と遠浅の砂浜しかないんだけれど、まやて
貝が名産で、母も祖母も、聞いたことはないけれどひい婆さんもその先の先祖も
女はみんな、貝の剥き子をしている。」
登場人物の一人が、このように言っているのでありますが、この方の出身地で
は「まやて貝」というのが名産なのですね。女たちはみんな貝の剥き子をしてい
るのだそうです。なるほど、まやて貝というのは、どんな貝でどこが産地なのか
なと思って検索をしてみましたのですが、あらら「御社のチャラ男」の中にしか
ない貝のようです。
それにしても絲山さんの「まやて貝」はどのようにして調理して食べるのが
いいのでありましょうか。