家人のおともをして大型店へといったときに買った本の続きであります。
以前から探していた中公新書をやっとこさで見つけることができました。
これまでもこの大型店では中公新書既刊分の棚をながめていたはずですが、
どうしてこれまで目に入らなかったのだろう。
当方が新刊で購入した中公新書は2019年9月25日4版とあります。(最近の
アマゾンのリンクはほとんどKindle版しかできなくなっているようで、アマゾン
は書籍よりもKindle版を売りたいのでしょうね。)
以前も記したことがあるかと思いますが、著者の山本さんは、当方が住んで
いる町で生まれ育ったようであります。その後札幌を経て東京の大学を終えて、
現在は沖縄で大学に勤務しています。
いつものことでありますが、まずはまえがき、あとがきを読んでみることに
いたしましょう。
あとがきには、次のようにありました。
「私自身は日米安保条約を支持する立場だが、民主主義国家の中で一般国民の
関知しない合意議事録に従った日米地位協定の運用を行うことは、条約と協定
の正統性を著しく損なうものであり、非常に問題があると考える。」
なるほどな、山本さんは日米安保は支持するという立場なんですね。70年
の安保世代である当方からすれば、そうなのかと思いながら、だからこそ地位
協定にこだわるのかとも思うことです。
最近は日米同盟という言葉をよく耳にするのですが、もちろんこれは軍事同
盟から軍事を略していると思ってしまうのですが、その昔はこれほどまでに同
盟なんていわれなかったように思いますがね。
そんなことを思いながらも、このところ、ものすごく本の収穫が多くて、
さて、どのようにこれらを読んでいきましょうか。