半世紀も前からと言い訳

 本日から二月になりました。二月の楽しみといえば「みすず読書アンケート」

でありまする。そろそろ届くころかなと思っていましたら、ポストに郵便が

はいった音がして、見に行きましたら、うれしいこと「みすず」が到着です。

 急いで開封をしてから、表紙裏にある小沢信男さんの「賛々語々」に目を通し、

それからアンケートに回答しているだろう山田稔さんのところを探すことになり

です。

 拙ブログでもこの時期は、必ずこれを話題としていることでありまして、まさ

に年中行事であります。そんなことを思いながら、ネットを見ていましたら、

ここに書かれているのは当方のことであるかと思うようなくだりを目にするこ

ととなりました。

yomunel.hatenadiary.com この「風物詩」という記事には、次のようにあるのでした。

「古本界隈のおじさん方は「みすず」の読書アンケート号が好きだ。そんな

おじさん方は、また坪内祐三も大好きだ。山田稔も大好きだ。編集工房ノア

大好きで「海鳴り」を競って入手したがる。三月書房も大好きだった。最近の

中公文庫の渋めのところのラインナップも大好きだ。詩歌にも詳しいとこを

これみよがしに披露したがる。」

y o m u : n e lさんは「おじさん」のことをいっているのでありますが、まもな

く70歳になる当方は「おじさん」という範疇にはいるでありましょうか。

それはともかく、このように書かれているのは、一部をのぞいて(「詩歌に詳

しいというところ)当方にもあてはまるようでありまして、これには苦笑せざ

るを得ないことです。

 当方にすれば1970年代の初めころから好んでいることなどでありまして、時

間が経過して、ネットのおかげで同好の人たちが見えるようになってきたという

ことがうれしくって、ついついおしゃべりになってしまうということですね。

 本日はあちこちで「みすず読書アンケート」を話題にしている「おじさん」た

ちがいることでしょう。