昨年は足を運ぶ予定をしていたコンサートがすべてキャンセルとなりました。
大橋純子さんが久しぶりにツアーをするというので楽しみにチケット確保した
のですが、これは早々に中止。大橋さんの体調のことを考えると無理はできない
ものですからね。
ついで楽しみにしていたEGO-WRAPPIN'のコンサートも当初の予定から日延を
して日程を組まれたのですが、これもだめとなりました。
当方の住む町で行われるアマチュアオーケストラの公演とか、文化祭関係の公演
も軒並み中止になりです。
とにかくこんなことは初めての経験であります。
音楽は相変わらずでBiSHさんのものを散歩の折りに繰り返しきくことになりで
す。BiSHさんがチャリティを兼ねて発売した二枚組CDを購入し、いつかコンサー
トに足を運びたいと思っていましたら、期間限定でBiSHさんのこれまでの公演
映像をネットで無料配信していまして、それでずいぶんと楽しませてもらいまし
た。
あとは家人のお付き合いで宮本浩次のものをずいぶんときくことになりまし
た。年末にソロカバーアルバムをだすので、それに先立ってNHKカバーズなどに
でて歌を披露するのですが、声が深くて、動きは多動で落ち着きないのかなと
思うのですが、それにも関わらず、しっかちと歌ココロが伝わってくるという
不思議なおんな歌の世界でありました。
TVで見た音楽番組では、リトグリさんが日曜日のお昼（NHKのど自慢の時間
帯ですね）に、生放送で行った「おうちでスイング」というのがリトグリさんの
能力の高さを見せてくれて、すごい生放送でありました。リトグリさんは、今年
にツアーを予定されていたのですが、これは中止となりまして、そのあとメンバー
のお一人が体調不良となったとかで、活動から離脱して、とっても素晴らしい
五人組であるだけに、心配なことです。コロナが落ち着きましたら、まだ素晴らし
い公演を見せてもらいたいものです。
テレビで楽しく見ていたのは音楽番組と音楽を話題とするものでありまして、
「ミュージックステーション」とか「シブヤのオト」「ラブミュージック」など
を見ていました。
今年らしくてよろしいと思ったのは、「ミュージックステーション」でスカパラ
さんがアイコさんとやったものや「シブヤのオト」にBiSHがでて「プロミスザス
ター」でありました。これを見たときには、BiSHは紅白にでるの確実だなと思っ
たのですが、これはまた来年のお楽しみ。
「関ジャム」「カセットテープミュージック」も欠かさずに録画してチェックし
ていました。
今年は服部克久さん、筒美京平さん、中村泰士さん、なかにし礼さんと長らく
日本の音楽界をリードしてきた大物たちが亡くなりました。その後をついでの
人たちもいるのですが、彼等の活躍した時代の元気の良さというのは戻ってく
るでしょうか。
テレビのドラマでは、低予算のテレビ東京深夜ドラマを楽しみました。
その昔に大島渚さんが作品に使いたいのは、一に素人、二に歌唄い、三、四が
なくて、その次に役者といったとか（不確かです）ですが、本当にでありまし
て、ギャラの高い役者さんよりも、無名の若い人とか、再現ドラマにでてくる
ようなあまり顔を知らない人がでてくるもののほうが、新しい発見があって
よろしです。
そんななかで印象に残っているのは「絶飯ロード」の銚子あたりの回に
でていた朝加真由美さん。彼女は無名ではないのですが、場末のスナックのよ
うな食事を提供する食堂の女主人としてでていたのがとってもよかった。
函館から港町を流れて銚子あたりでとどまって家庭をもった人という役柄の
雰囲気がよくでていました。
もうひとつは「ハルとアオのお弁当箱」にでていた中島ひろ子さんです。
「桜の園」で印象に残っている中島ひろ子さんが、主人公の女性の母親役で
したが、これは自然でよかったな。
まだまだ書くことは多そうでありますが、きりがありませんので、振り返り
はこのへんでお終いということで。
