初めての真冬日か

 本日は日中の最高気温が氷点下でありました。この冬最初の真冬日

なります。いよいよ寒さも本番でありますね。当方の住む町はいまだに

まったく雪はないのですが、すこし雪が降ってくれたほうが過ごしやすく

なるかもしれません。

 本日は午後からお通夜に出席のために80キロほど離れた町にでかけま

したが、道路が滑りやすくなっているところもあって、すこし緊張しなが

らのドライブでした。この時期の通夜ですので、すこし早い目にお参りが

できるようになっていましたので、すこしでも明るいうちに海辺の道を帰

路につきました。

 自宅に戻りましたら「Publisher's  Review みすず書房の本棚」が届いて

いました。あちこちで話題となっていますが、「Publisher's  Review」と

いうのは、かっての「出版ダイジェスト」でありました。今回届いたもので

みすず書房の本棚」は発行を終えることになったとのことです。

 当方は、「みすず」を定期購読していることで、この「みすず書房の本棚」

も送っていただいておりました。目にしたことのない人のために、雰囲気を

見てもらうことにしましょう。

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 この号には「みすず書房の本棚」の略歴が記されていましたので、それを

全文引用します。

「前身は、かって社団法人出版梓会が発行していた『出版ダイジェスト』みす

ず書房特集版です。(『出版ダイジェスト』の創刊は1949年(梓会結成の翌年)

で、旬刊の情報紙として、毎月に21日の総合版の他に、一社または数社連合の

特集版が出されました。みすず書房は76年から特集版に参加し、勁草書房

晶文社白水社農文協などと連合を組んだ時期もあります。94年からは一社で

『出版ダイジェスト みすず書房の本』が2011年秋号(9月、第64号)まで発行

を重ねました。

 その年10月の総合版(第2238号)を最終に『出版ダイジェスト』は休刊しまし

た。同年12月、東京大学出版会白水社と『パブリッシャーズ・レビュー』を創

刊。タブロイド判の新聞という形態だけでなく、『みすず書房の本棚』の紙面は

ほぼ『出版ダイジェスト みすず書房の本』のスタイルをそっくり引き継ぎました。

送料が嵩むなど諸般の事情で発行を終えますが、今後も小社の出版に心を寄せて

いただけますようぜひともお願いいたします。」

 これを読んで、そういえばその昔は晶文社とか農文協も一緒であったなとか、

いつからかみすず書房単独での発行になっていたのかと思うのでありました。

定期的に届けられる印刷物が、またひとつ姿を消すことになりです。