12月の初めころには大きな街にクリスマスギフトの買い出しに行くというの
が、ここ何年かの行動パターンでありましたが、その街は全国でも一番という
くらいにコロナがはやっていまして、出入りはしないほうがよろしいといわれて
います。二週間はこのような状況が続くとしたら、買い出しに行くのはためらわ
れることです。
その時に購入しようと思っている本も、これはだめですので、別の方法を考え
なくてはなりません。その昔に行きつけの本屋さんというのがあった時代には、
急ぎませんのでといって、本屋さんで注文したものですが、行きつけの本屋さん
を失ってからは、本を注文するということがなくなってしまいました。
となるとくやしいけどもネット通販でありますね。すぐに読むことができるか
どうかわからないけども、ちょっと値段が高いチャトウィン伝などは、すこし
気が大きくなる12月にむけて、来年の手帳リフィールとあわせて確保しましょう
か。
それにそろそろ「本の雑誌社」から坪内祐三さんの「文庫本千秋楽」がでるで
はありませんか。ほんと書評などで取り上げられているものを書店で手にするこ
とができないというのは、さびしいことでありますね。
最近に買った本はほとんどがブックオフのものでありまして、昨日に話題に
した西村賢太さんもそうでありますが、一般書店よりも買いたいと思う本がある
ようです。
先日に西村さんとあわせて購入したのは、中公文庫の肌色背表紙のものであり
ました。
その昔は、プレミアムでもなんでもなしでこのようなものが文庫本であった
のであります。その時には、まったく興味もなかったのでありますが、年齢を
重ねたせいか、それともこれらの本で取り上げられている内容が、今の時代に
もなお避けてとおることができないからでありましょうか。