先日の外出のときに

 先日に外出したときに、中古品を販売しているオフショップに立ち寄ること

になりです。当方が探していたのはスキャナー(使っていたエプソン専用機)

が、突然電源が入らなくなってしまいまして、ちゃんと使えるもので、何か

お買い得はないかと思っていたのですが、これはなしでした。

 かわりに(かわりにはならないのですが、同じくパソコン関連で同じよう

なものというくらいのこと)確保したのは、無線ランルーターでありました。

これまで使っていたのは、買った時には、それなりハイスペックでありました

が、最近は高速帯での接続が出来なくなってきて、これじゃダメじゃんであり

ました。ルーターを変えるのはいいのですが、それにともなって設定をしたり、

そのあとで各端末で接続手続きをするのが、ちょっとおっくうでありました。

 おっくうであっても高速通信ができないとすれば、やるしかなしでありまし

て、2017年に出たモデルを定価の3割くらいで購入し、自宅に戻って接続し、

ターミナルアダプターに接続してから、プロバイダーのIDとパスワードを入力

しましたら、めでたくつながりまして、そのあと無線ランルーターにぶらさが

るPC4台、スマホ2台にタブレット1台を設定して、作業終了となりました。

これで動画などをみていても、ロードできずにぐるぐると目がまわることは

なくなりました。

 このオフショップから歩いて5分ほどのところにブックオフもありまして、

今月いっぱい使える50円割引券がありましたので、それを使ってしまおうと

立ち寄ることにしました。

 この店は、久しぶりでありましたが、そのわり収穫はなしで、やっとこさで

次の三冊を購入です。

ナンシー関の約百面相

ナンシー関の約百面相

 

  同じタイトルではありますが、当方が確保したのは文庫サイズとなります。

リブロポートからでたもので、64枚の版画が入っていて、これがバラバラに

とりはずしができて、それで絵葉書にも使えるという仕掛けになっています。

こんなものがでていたのか。刊行年は1994年12月となりです。

いったいこの時代には、どういうことが話題になっていたのでしょう。

 扉の一枚は「横綱」とありまして、それにナンシーさんがつけているコメント

でありますが、それには次のようにありです。

「相撲が強い。横綱になったのも立派である。それは動かぬ事実だ。しかし、

ここの家はへんである。新婚の兄が新居を構える時に、同じマンションへ弟も

一緒に引っ越すというのは、どうゆう事だ。意味がわからん。『仲良し兄弟』

でほほえましい、って事で納得していいのか。」

 この時点で、この兄弟がどのような人気を集めていたのか、当方はよく

わかっていないのですが、このように「しかし、この家はへんである」という

ようなことを言っていた人は、どのくらいいたのでありましょうね。

さすがにナンシーさんであります。 

文士の酒 編集者の酒 (ランダムハウス講談社文庫)

文士の酒 編集者の酒 (ランダムハウス講談社文庫)

  • 作者:村松友視
  • 発売日: 2008/02/01
  • メディア: 文庫
 

  いまもランダムハウス講談社文庫なんてあるのかな。村松さんの「酒呑みの

自己弁護」とあります。当方は酒を呑みませんので、酒で失敗という経験はあ

りませんし、酒を一緒に呑むことで友情が深まったなんていうこともよくわか

りませんが、文壇バーに集う文士さんの生態をちょっとのぞいてみたくて購入

であります。

籠の鸚鵡(新潮文庫)

籠の鸚鵡(新潮文庫)

 

  辻原さんの作品は、まずまずよく目を通しています。この作品は単行本で

読んで、文庫は買っていなかったのですが、文庫で確保すれば、場所をとる

単行本は処分してもいいかなと思ってです。

 辻原さんのものは、ずいぶんと文庫になる割合が多いように思います。

この作品はノアールものでありまして、なかなか読み返そうという気分には

なりませんですね。