九州では記録的な大雨のために、多くの方が犠牲になったとのことです。
ちょっと前まででありましたら、百年に一度の豪雨なんていわれたりしま
したが、百年に一度が、数年間に一度くらいの頻度であらわれるようで、
まったくどうすればよろしいのでしょう。
九州で被災された方々は、それこそ百年以上にわたって、その地に住み
続けておられるのでしょうが、これまでも命にかかわるような自然災害に
あわれたことがあったのでしょうか。
奈良の山間部にある十津川村は、明治時代に洪水があったあとで、多くの
人たちが北海道に集団入植して新十津川をつくることになったのですが、
そんなに遠くではなくても、過疎化した集落などでは移転を余儀なくされる
ところもでてくるかもしれません。
この時期は、例年でありましたら、近くの高校の学校祭がありまして、
土曜の夜にはあんどん行列が行われるのですが、今年はどうやら中止のよう
です。来週は神社のお祭がありまして、まちなかのあちこちにお祭りののぼ
りがたつのですが、今年はこれもありません。
コロナというのは悪霊のようなものだとすれば、お神輿とかはなくても、
幟くらいはあってもいいではないか。この傾向は日本全体のようでありまし
て、京都の祇園祭も今年は鉾巡行がないとかです。お祭りを生きがいにして
いる人たちには、さびしい夏となることです。
変わらないのは花でありますね。バラ週間も三週目に入って、咲いている
花が変わってきました。英国バラが終わりまして、ドイツ系などのバラが
盛りを迎えています。あとしばらくは楽しむことができるようです。
本日の写真は、先日に園芸店で購入した山野草です。
何がうわっているのかわからない鉢もありますが、本日の花は黄色のもので、
リシリヒナゲシということで販売されています。研究者からは、島外でリシリ
ヒナゲシとして販売されているのは、リシリヒナゲシの亜種で、これよかれと
思って島内で育てられたら亜種がはびこってしまうと警鐘を鳴らしていますが、
たしかほとんど同じにしか見えないのです。それにしても、離島などには独自の
生態系がありますので、他所からの旅行者は生態系を壊さないように心がけなく
てはいけないことです。