次はこれを借りてみよう

 本日に講談社からでている「本」を見ていましたら、そこに笙野頼子さん

の文章がありました。

 ふだんほとんど手にすることのない「本」でありますが、講談社のページ

を見ましたら定期購読サービは終了しましたとありましたが、雑誌の刊行は

継続しているのでしょうかね。

 当方が本日に手にした「本」というのは、いったい何月号であったので

しょう。笙野さんの文章は、2020年6月刊行の本についてのものであります

ので、最新号なのでしょうか。

 その号で言及していましたのは、次の本となります。

会いに行って 静流藤娘紀行

会いに行って 静流藤娘紀行

 

 「静流藤娘紀行」とあるのを見たら、これは藤枝静男さんに関連するものと

わかりますね。かなりきびしい調子でつっこみを入れる笙野さんが「師匠」と

私淑する藤枝さんについての本でありまして、これは面白そうであります。

 講談社のこの本を紹介するページには、冒頭の数ページを立ち見できるとこ

がありまして、そこをのぞいてみることにしました。

 笙野さんのものは、決して読みやすくないのですが、これは図書館にはいっ

たら借りて読んでみようと思いました。図書館新着資料で確認したら、すでに

はいっていまして、借り出しされていました。しばし待つことにいたしましょ

う。

 それにしても、藤枝静男さんは亡くなって三十年近くもなるというのに、

このような本がでるとは、作家冥利につきることです。