当方のバラ週間が続いておりますので、本日はバラ苗をたくさん扱って
いる大きな園芸店をのぞいてから、知人宅のバラを見物することになり
です。
園芸店はハンバーグ料理で有名なチェーン店をやっておられるオーナー
さんが開設した庭園に付属するもの。こちらにはバラ苗の種類が多くて
この時期は花をつけているものですから、実物カタログを見るような楽し
さす。小さなお店ではほとんど見かけることのないオールドローズなども
あって、目の保養となりました。
たぶん、この時期までにバラ苗を買われる方が一番多いのでしょうか
ら、あんなにたくさんの在庫があったら、どこかでセールをして在庫を
減らすのかなと思ったりです。(ちょっと値段が高いので3割引くらい
では手が出ないな。)
そのあとは知人宅に行ったのですが、こちらは英国産出のバラを中心
にこじんまりとして、色合わせが美しい庭になっています。当方は花を
見せていただいてから、花が終わりかけている枝を分けてもらうことが
一番の目的でありまして、まったくどうしようもないことで。
当方のところにある英国産出のバラのほとんどが、こちらの庭に咲い
ているバラの枝をいただいて、挿し木として育てたものです。
こちらのオーナーさんは、花の色と形には関心があるのですが、花の
名前には無頓着でありまして、当方は花を分けてもらうときに、これは
なんという名のお花と聞いても、名前は知らないとの回答です。
あらま、これは残念。
昨年までは、花名のタグが付いているものの枝を分けてもらったの
ですが、今年は、いよいよタグ無しのものをいただくことになりです。
持参した器に水をはって、それに花がついた枝を切ってから器に入れ、
それごとバケツに入れて、持ち帰ることになりです。
戻ってから、再度写真をとって、じっくりと花をチェックします。
四種類の花であります。黄色系、ピンク系、橙系と白系です。
これをデビッド・オースティンさんのところで出している製品
カタログと照合作業を行います。さて、この黄色は、橙は、ピンクは
なんという花でありましょう。
似たような感じの花は、ほんとうに多くて、自信はないものの、
なんとか名前をあてはめてみました。挿し木でうまくつくのか、花を
つけるのは2年もあとのことですから、その時にもう一度花の名前を
確認することになります。
名前のない花なんてないのですが、花の名前を特定するというのも
大変なことでありまして、今回の場合は英国のデビッド・オースティン
さんが作出したものとわかっていますので、かなり対象範囲は絞れて
いるのですが、そんなこともわかっていないと、特定は困難を極める
ようです。
ということで、明日の午前には挿し木とバラの植え替えなどを行う
ことになります。