昨日に引き続いて雨が降ったりやんだりの一日でありました。
当方のところはバラ週間でありまして、知人に声をかけて、バラが見頃
なので見にきてねといったりです。声をかけているのに、雨のせいでバラ
の木が倒れそうになったりしていて、それに支えをつけたり、このところ
急に伸びている雑草を除去したりです。二時間もしていますと雨が降って
来たりして、作業は中断となりました。この週末はあまりお天気がよろし
くないので、どこまで雑草抜きができるでありましょう。
週末のならいとなっている散歩も、本日は80分実施であります。散歩
に出たときの気温は16度ほどで暑くも寒くもなしですが、戻って来たとき
には汗がどっとでていました。
戻ったら新潮社「波」と「本の雑誌の坪内祐三」が届いていました。
これはうれしいこと、早速開封したのですが、ほとんど読むには至らずで
ありまして、坪内祐三さん本の巻末掲載の年譜が貴重であります。
年譜を作るというのも大変でありまして、あちこちの資料にあたっての
作業ですから、文芸文庫などに収録されている年譜には作った人の名前が
書かれているのですが、この本に掲載の坪内年譜は、かなり詳細であるにも
かかわらず、作った人の名前がなしで、奥ゆかしいことです。編集長が作ら
れたのかな。
これを見て、当方が一番坪内さんの謦咳に接する可能性が高かった日のこ
とを思いだすこと。
「「1998(平成10)年 九月二十九日 札幌大学文化学部長の山口昌男の
招きで、初めて北海道に渡る。高橋徹と札幌大学で講演。演題は『我ら本
の真剣師』。翌日、北海道文学館『有島武郎とヨーロッパ』展、『札幌そ
ごう』古本祭、北大近くの古本屋弘南堂に行く。」
山口昌男さんが札幌大学に来て二年目ですね。この頃の山口さん企画に
よる講座は、とても刺激的な内容で、当方も遠路はるばる足を運んだこと
がありました。なかでも坪内さんのときには、ぜひとも行きたいと思った
のですが、これが月曜日で仕事が厳しくて、とっても休むをとることがで
きずで、結局は足を運ぶことができず、その後も講演を聴く機会には恵まれ
ませんでした。縁がなかったということか。