昨日からの雨は本日も続いていまして、残念ながら散歩にでることは
できず終日、自宅で過ごすことになりです。
ありがたいもので、自分から動かなくても宅配便がおくられてきた荷物を
届けてくれることになりです。コロナであちこちに機能がマヒしているという
のに、ほとんど普段と変わらない日数で配達は継続されていて、いまでは
重要なインフラになっていることがわかります。このような宅配便の担当
さんにコロナ関連の悪態をつくというのは、天につばするものですね。
ということで、本日にとどいたのは古いiMac(2011)でありまして、これ
にOSをインストールしてセットアップです。
本当は、できるだけ最新のOSをいれたいと思ったのですが、これがうま
くいきませんで、ちょっと古いものでがまんであります。まああまり重たい
作業をするわけではないので、不都合がなければ、しばらくはこれでやって
みることにしましょうか。
これのために、置き場所をつくったり、セットアップをしたり、合間にパン
つくりをしたりというのが本日の過ごし方となりました。
本に関してはさっぱりでありまして、本日の新聞読書欄に掲載のもので
は、次のものが気になりました。
この本を紹介しているのは呉座勇一さんであります。上記の署名にも
「偽文書」というのがはいっていますが、これが話題としているのはその
関係では有名な偽文書とのことです。
呉座さんは、次のように書いています。
「中世から現代まで、日本では無数の偽文書が作成された。しかしその
ほとんどは、専門の歴史学者なら一目で偽物と見破られる稚拙な代物
だ。ところが、19世紀前半に椿井政隆が偽作した古代中世の文書・由緒
書・系図・絵図には多くの専門家がだまされた。著者によれば、30以上の
自治体史が椿井文書を肯定的に引用しているという、なぜか。」
偽文書ものとしては「東日流外三郡誌」に関するものを読んだことが
ありますが、こうした偽文書にかんしては、熱心に支持する人がいるとい
うのが、話をややこしくするのでありますね。
当方の住む街では、明治以前の文書はほぼ皆無でありますので、
ほとんどこのような偽書が作られる可能性はないと思いたいのですが、
昭和期の前半期のものでもあれば、そこそこ真贋が話題になるかもで
すね。
この本は、ちょっとのぞいてみることにいたしましょう。