図書館の本もあり

 コロナ自粛で、人の動きが少なくなっています。先日、近所のガソリン

スタンドに給油にいったのですが、ガソリンの価格が下がっていて驚き

ました。こんなに価格が下がったのは記憶にないなと思いましたが、そ

れは当方が忘れているだけでありまして、リーマンショックの時も安く

なっていたようです。今回はリーマンを超えるのかどうかですが、今の

気分はそれ以上でありますね。

 ちょっと前までは資産運用は、貯金なんてのはだめで、株式なども

交えてやらなくてはなんていわれましたが、今は株に手を出したことを

悔やんでいる人たちが世界にたくさんいるのでありましょう。

 お休みに入る前に図書館から借りた本を、すこし手にしてみようと思う

のですが、なかなか気分があがってこないことです。もうすこし気楽に

読めるものを選んでおくんだったかな。

 これは読めるだろうと思って借りたのは、次のものであります。 

三越 誕生!: 帝国のデパートと近代化の夢 (筑摩選書)

三越 誕生!: 帝国のデパートと近代化の夢 (筑摩選書)

 

「日本のデパートは、いつ頃、どのように誕生したのだろうか。・・・

19世紀後半の西洋の帝国には、帝国を代表するデパートが存在する。

イギリスのハロッズやフランスのボン・マルシェ、ドイツのカー・デー・ヴェー

や、アメリカのワナメーカーは、帝国の繁栄を象徴するように、豊かな商品

を展示していた。同じように三越は、日本を代表するデパートを目指して

いく。」

 21世紀に生きる当方にとって、日本橋三越はほとんど足を踏み入れ

ることのない、敷居の高い百貨店でありますので、明治期にはいかばかり

であったでしょう。

 昔の富裕層は日本橋三越などをつかったのでしょうが、この時代の

お金持ちは百貨店などに足を運ぶのでありましょうか。