今回のコロナでは、北海道は感染した方が多くでまして、とうとうお亡くなり
になったかたもでました。これはたいへんということで、小中学校は明日から
来週いっぱい臨時休校を決めたとのことです。
これから感染が広がらないことを祈りますが、なかなか先が見通せない事態
になっていますね。コンサートとかイベントが次々と中止になっています。じっと
しているしかないことで。
図書館から借りている本を返却期限がきましたので、借り替えのために図書
館へと行くことになりました。先日に知人と話をしておりましたら、四方田の新刊
で切手についての本を借りて読んだよと教えてくれたので、それを借りることに
しました。
知人は、四方田の本は図書館での分類はどうなっていると思う、693の棚だか
らねと言われました。
それで分類「693」のところをチェックしたのですが、これが見つからずであり
ました。それじゃ新刊の棚かなと思って、そちらの棚で693のとこをみましたら、
なんとなくそうかなと思われる目立たない背表紙が目に入りました。
これまで150冊ほどの著作がある四方田さんにして初めての「切手」話題の
本であります。これまでどこかで「切手」蒐集について書いているのかもしれません
が、当方はそのような趣味があることは知りませんでした。
子どもの頃に切手蒐集をするというのは珍しくはないのですが、それを大人に
なっても続けるという人は珍しいようです。それなりのコレクションをするというの
は、郵便局で新しい記念切手がでる都度シートで購入するというのとは違います
からね。
本日にぱらぱらとページをめくっていたら、目に入ったくだりです。
「ドナルド・エヴァンズのことを知ったのは、谷川晃一さんから不思議な封書を戴い
たころだったと思う。記憶が曖昧で情けないのだが、たしか浜松町の倉庫の画廊
で展覧会があった。わたしは、ある直感から足を運んだのだった。」
もちろん「ドナルド・エヴァンズ」という名前に反応をしたのであります。
どこかで、この名前を教えてくれた平出さんに言及していないかと思って、ページを
すすめることになりです。