コロナといえば

 北海道でコロナといいますと、冬の生活に欠かすことのできない石油ストー

ブのメーカーであります。この冬は暖冬で、いつもよりコロナの燃焼メモリをあげ

ることもなしでおわりそうですが、これにかわって別のコロナが北海道の話題を

席捲であります。

 こちらのコロナ(ウィルス)はごめんでありますので、この週末は人混みを避け

てじっとして過ごすことになりです。

新型でありますから、どのように転じていくのかわからないのですが、これまで

のインフルでありましても、重症化したりして亡くなったりする人はいるわけで

ありまして、それと比較して、現在のところの見通しなどをいってくれてもいいの

にと、当方はTVをみることはないのですが、時間つぶしのようにコロナを話題に

している番組のことを聞きますと、ネタとしてのコロナ騒動よりも、まずは落ち着い

て安静にして過ごすことをいってもらいたいと思うことです。

 当方の住む町でも感染した人がいたとのことです。市内のあちこちに予備軍

はいそうでありますが、人混みをさける、うがい手洗いを心がけることにいたしま

しょう。

 しかし、この騒動はいつまで続くのでありましょうね。

 自宅にこもって手にしていたのは、かわらずで「ブラッドランド」であります。

  ほとんどのページに数千人が殺されるという記載のある、ひどく陰惨な話で

あります。

「ハイドリヒ暗殺に対する報復として、チェコのリディツェという村が破壊された。

男性住民がその場で撃ち殺され、女性はドイツのラーフェンスブリュックにあった

強制収容所に送られ、子どもたちはヘウムノでガス殺された。」

 これは東欧での出来事でありますが、先日にBS1で放送のあったドキュメン

タリーによりますと、占領下のフランスによっても、このようなことがあって、それ

はフィルムに撮影さられていたとのことでした。

 あちこちで虐殺はあったとかなかったという話になるのですが、戦時下におけ

る兵士の精神状態というのは、平時には考えられないようなものになるようであ

ります。

 アフリカの部族間における紛争でも、ヨーロッパの戦線も、アジア大陸における

戦争でも、それは変わらないでありましょう。

 しかし、それにしても戦争で儲ける人はいるけど、戦争に巻き込まれて幸せに

なる人はいないことです。