栗カメさんのブログを見ましたら、晶文社創業記念60周年記念フェアに
足を運んで小冊子を入手したとありました。このフェアのことは知りません
でした。
kuribou.hatenablog.com 当方がこのブログを始めたころには、晶文社が一般書から撤退するので
はないかといわれていて、そんなこともあってあちこちのブログが晶文社本
との出会いを記していました。
そんなこんなことで同人誌「SUMUS」が「まるごと一冊晶文社」特集を
刊行することになったのですね。この特集号は、刊行が2010年2月28日
とありますので、それから、ちょうど10年となります。
紆余曲折を経て、なんとか晶文社は出版社として事業を継続することに
なり、吉本隆明全集を地道に刊行中であります。吉本全集は、長期にわたる
企画でありまして、会社がもつか、書店がもつか、読者は生き残れるかと
いわれていましたが、吉本さんと交流のあった三月書房さんが完結を待つ
ことなくに閉店するとは思いませんでした。
そんなことを思いながら、栗カメさんが記している小冊子は晶文社のホー
ムページで目にすることができるかなと思ってのぞいてみました。
https://www.shobunsha.co.jp/?p=5640
このページには、記念フェアを行っている書店の一覧はあるのですが、
店舗で配布されているであろう小冊子については、何も情報がありません
です。
これって田舎に住んでいる人には、ちょっと残念でありますよね。そんなに
ページ数の多い冊子とは思えませんので、フェアのページにでもかかげて
くれればよろしいのに。