本日、1月25日は当方の母の誕生日でありまして、家人の母の祥月命日
にあたります。
誕生日となる母は、名前に秋と入っていますので、どう考えても前年秋の
生まれと思われますが、実家は農家でありましたので収穫で忙しいので、
届け出が遅れたのか、それとも生まれてから数ヶ月元気でそだったので、そ
れを見てから届けをだしたものでしょうか。今ではどうしてなのか、まるでわ
かりません。
現在ではめっきり少なくなりました大正生まれでありまして、今年は年女
96歳となりです。83歳のときに、脳出血で右麻痺で、それから車椅子の生
活が続いていますが、障害に負けることなく、右手が使えないなら、左手を
使おうで、習字をしたり、日記を書いたりしながら小さなグループホームでの
生活をしています。
たまたま本日は施設で1月誕生会というのがありまして、対象は母一人で
あったことから、当方も一緒にお祝いをすることになりです。
母が倒れて車椅子生活になってからも、元気で暮らしていた家人の母は、
当方の母と会うたびに、身体の自由がきいて、なんでも自分でできてうらや
ましいと当方の母から言われていたのですが、それから数年後に同じく
脳出血で倒れることになったのですが、こちらは出血部位がよろしくなくて、
意識が戻ることなく、3年ほど入院生活を続けたあと亡くなりました。
ということで、1月25日というのは大正の女性につながる日となるので
ありました。
本日は「ちくま」2月号が届きました。「ちくま」の表紙とその裏は小林
エリカさんが担当で、「彼女たちの戦争」というシリーズとなっています。
今月取り上げられているのは「貞奴」さんですから、明治の女性です。
連載が続いている斎藤美奈子さんの今月は「日本で女性議員が増えない
わけ」ということで、国会議員から地方まで、地方団体の長も含めて女性の
比率が少ないことに異議を唱えています。
ここのところは、特に女性の優秀さが目につくようになっていますので、
男性の牙城を守ろうとする勢力は、あれこれと理屈にならない伝統を持ち
出して男性の優位を訴えることになります。まあどこまで男性ががんばれる
のか、長生きするころで見守ることにいたしましょう。
本日目にした斎藤さんの文章から引用をすることにします。
「民主主義にとっては、さまざまな階級、ジェンダー、民族などの代表が人
口に応じて反映された議会が望ましい。同じ経験を共有する女性政治家が
多ければ、女性の意見は争点化されやすく、男女比が均等に近いほど、
その政治体制は民主的といえる。」
高齢者なんて圧倒的に女性が生き生きとしているわけですから、高齢者
議会を作れば、女性議員が圧倒することになりですね。