昨日に引き続いて「芝園団地に住んでいます」を手にしています。
芝園団地の場合は、中国からの住人が多くなって、これまでの居住者と
の間でしっくりといかないことから、あれこれと自治会がうまくまじり
あうような試みをするのですが、これは新しい居住者が海外からの人で
あるということで話題になるのでありまして、高度成長ころにできた
団地では、普通にある話であります。
当方が現在住んでいるところは1976年頃から分譲となった郊外の
団地でありまして、当方は1980年から住んでいますが、その当時
から住んでいる人は少なくなりまして、亡くなったり施設に入ったり
して家を手放したあとには、不動産の値段が安いこともあって若い家族
が住むようになったりしますが、町内の自治会には加入しないという
ことで、組織率が低下の一途であるようです。自治会の役員の担い手は
なかなかないことから、役員の長期化と高齢化が問題となっています。
地域のコミュニティの在り方は、当方の住んでいるところでも問題と
なっています。
コミュニティを守ることを前提にしているところは、土地建物を売却
するときに、そのコミュニティのルールを守ることができない人には
売らないようにとしているところもあるようですが、これは例外的な
存在でしょう。
芝園団地のことを思っていましたら、その昔(30年ほど前)の
住宅公団のちらしがでてきました。公団というだけでもなつかしいの
に、文面には国電なんて文字もあって、この30年に本当にかわった
ことです。
当方が入居したときに団地内にあった金融機関は平和相互銀行の
支店でありましたが、それからまもなくここは破綻して住友にのみ
こまれました。